2006年10月21日土曜日

利神城趾から東の尾根を一周

佐用から智頭急行で一駅目,平福の東に利神城という山城の跡があります([1],[2],[3])。山頂にあるため,佐用の町からでも見えます。第一印象は,変なヘアカットの山,という感じです。下から見上げるといかにも不思議で,どうしても登ってみたくなります。

この城への登山道は,あちこちに標識があります。国道の標識の位置から見ると,本来の登山道は少し南側から登るのではないかと思いますが,一般的に使われているのは平福駅近くで智頭急行の下をくぐる道でしょう。この道はガード下に鹿避けの扉があるだけでなく,あちこちに登山禁止と書いてあります。石垣は崩れそうですし,歩きやすい道ではありませんから,少なくとも子供連れで気安く登ったりはしないほうが良いと思います。

城跡までの道のりは詳しくは書きませんが,登り始めていきなり石垣があってちょっと嬉しくなります。でもこの付近の道は小石が多くて疲れます。途中の神社の鳥居は壊れてしまったようです。この神社はもともと古墳だったのでは,という気もします。城跡の近くは急斜面で滑りやすくなっています。山頂付近の石垣はかなり崩落していますが,歴史好きのロマンをかき立てるには十分でしょう。壊れた双眼鏡や使われていないアンテナ(?)も設置されています。そういえば三角点(373.3m)はどこにあったのでしょう?展望は抜群です。

城跡好きの方は,山頂で十分楽しんだら,北側に降りて林道で下山できます。ひょっとすると東側の沢に降りる道や南の尾根に行く道もありそうです。しかし私はさらに北東の尾根を目指し,ぐるっと尾根を廻って口長谷に降りるルートを試みました。

このルートを辿るには,林道を降りずに尾根に乗る必要があります。これは割と簡単で,尾根には小さな観音様(?)が祭られていたりします。これならこの先も道があるだろうと思うと大間違いで,すぐに笹藪に突入します。尾根上はほとんど歩けないので,北側の植林の上の端を辿って歩きます。苦労して進んでいくと,だんだん草が減って歩きやすくなります。とは言え道はありません。振り返って利神城を見ながらひたすら尾根を歩くと,突然尾根は北東から南東に向きを変えます。このあと372mピークには行かず,北側の鞍部を通りますが,ここは倒木地帯となっています。そして,南西に向かう尾根に乗ります。こちら側の尾根は,ここまでの尾根よりは歩きやすいようです。写真はこの辺りから見た利神城です。329mピーク当たりまで来ると,下の方で鳥取自動車道のトンネル工事をしています。また,南側には鹿避けのネットが張られており,歩きにくくなります。最後は毘沙門天を祭った神社に降りました。

この尾根を一周することに特に意味はありませんが,歩けるルートであることは分かりました。倒木があるのと,尾根があちこちで分岐していて迷いやすいという問題がありますが,利神城を見た後のハイキングコースの候補にはなると思います。

展望 ★★☆
藪山度 ★★☆

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