2011年3月19日土曜日

山崎の谷の奥三角点


この三角点は2010/12/29に山崎側(東側)から登っていますが、今回は志文川側(西側)から登りました。登り口は山崎町大沢ですが、谷(地名)の集落からさらに北に歩いて、尾根が東から志文川に突き出している付近から尾根に取り付きました。川の付近は荒れた植林ですが、尾根は雑木林です。ちょっと小枝が邪魔ですが、すぐに岩が増えて歩き易くなりました。地形図からも分かるように、490m+ピークに登るところはちょっと急です。落ち葉がすべるので注意して登りました。ピークに出ると割と平坦になりますが、積雪が増えてきました。この先も少し登りです。644mピーク付近まで来ると積雪が5cmくらいありました。特に道はありませんが、藪も全くありません。シダもなく、倒木もわずかです。雪の上の動物の足跡が楽しめました。この付近からは、木立の間に後山などが見えました。

尾根は徐々に標高が上がり、南向きになります。間違えて東に行きすぎて、白口林道に降りそうになりました。方向を修正して、728mピークを目指しました。この付近から、東側の山が見えるようになります。倒木の多い尾根ですが、さほど歩くには困りません。雪は一番深いところで10cmくらいありました。そして720m+ピークを越えると尾根にネットが張られていました。写真はこの付近で撮影した黒尾山です。水剣山も見事でした。

729mピークには2010/12/29に来ています。ここからは西にやや急斜面を下ります。鞍部の植林まで降りると、あとはゆったりとした登りとなります。稜線の前で少し急になりますが、楽に谷の奥四等三角点(726.59m)に到達できました。谷の奧というのは、谷間の奥ではなく、谷集落の山の奥という意味でしょう。前に来た時よりも雪が深かったようです。ここからは下山ですが、そのまま尾根を北に進み、西に延びる尾根を降りました。この尾根も小枝と倒木が少し邪魔な程度で、歩きやすかったと思います。最後は真っ直ぐ降りると谷の集落に出てしまうので、敢えて北西の尾根を降りました。この尾根は特に難所もなく、最後も楽に川まで出られました。川が渡れれば出発点の車にすぐに帰れると思ったのですが、志文川の水量は多く、結局谷まで戻って橋を渡り、川沿いに戻りました。

4時間ほどの行程ですが、雪道だったので疲れました。展望は木に葉が茂ると悪くなりますが、夏向きのコースだと思います。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「千種」です。

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