2012年4月21日土曜日

仏谷の東の尾根


今回は仏谷の東側の尾根を歩いてみました。登り口は馬瀬の住吉神社です。この神社は地形図には記入されていませんが、南の溜池の北側にあります。ここから溜池沿いに西へ入る道がありました。かなり荒れていますが、とにかく奥まで行くと谷間で終わっています。あとはその先の谷の北側を登りました。かなりの急斜面でシダも多く、苦戦しました。結局そのまま斜面を登ったのですが、早めに南側の尾根に移ってしまうのが正解だったと思います。

尾根に上がると道があり、あとは展望とツツジを楽しみながら北に縦走しました。これまで登った尾根を見ると、斜面は結構崖が多いのに驚きました。この付近の尾根を歩くと必ず出会うのが播磨線の鉄塔ですが、ここには鉄塔168がありました。ここからも良い展望が広がっています。鉄塔の手前の鞍部には、東から巡視路が上がってきていました。巡視路は鉄塔で終わりなので、あとは踏み跡を辿りましたが、シダが腰のあたりまで茂っており、倒木も多く疲れました([1])。途中に、標高350m付近で西に水平に行くはっきりとした道がありました。我慢してまっすぐ登ると、主尾根に出ました。470m+のピークです。ここから西に尾根伝いに歩くと、三草山2三等三角点(449.95m)のある大坂山に着きました。

大坂山で一休みして、南に尾根を降りました。これは2012/04/07に登ってきた尾根ですが、400m+の小ピークから、前回通った324mピークへの尾根ではなく、西の尾根に進みました。小ピークから少し南に降りると岩盤の下を西に行く道があります。これが関電の巡視路となっています。ここは岩場が多く、周辺の尾根から見て一度は登りたいと思っていた尾根です。岩場は沢山ありますが、特に危険ではありません。鎖のガードレールが設置されている場所もありました(写真)。展望も抜群です。ここにある播磨線166鉄塔は遠くから見て凄い場所に立っているなと思っていたのですが、じっさいかなりの急斜面に立っている巨大な鉄塔です。耐張型鉄塔なので、力強い感じがします。

ここでも一休みしてから、巡視路を降りました。岩場の尾根を降りて行き、数曽寺谷に降り立ちました。ここには関電の赤い「火の用心」が立っています。あとは数曽寺谷を南に歩いて帰りましたが、この谷は上流では水があるのに途中では消えてしまう不思議な谷です。そのくせ堰堤の下には青い水が溜まっています。最後は溜池の周回道路で別荘地帯を抜けましたが、デカンショ街道は車がとばすので歩くには向かない道です。

展望 ★★★
藪山度 ★★☆
地形図は「比延」です。

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