2012年10月14日日曜日

神河町の飛ヶ丸


2010/04/03に、粟賀町の大嶽山から北に縦走して、大河四等三角点まで歩きました。最近[1]を見て、この597.8mピークが飛ヶ丸(または飛山)という名前だと知り、もう一度登ってみることにしました。

播但自動車道を「神崎32」でくぐって、普通林道長尾谷線を登って行きました。途中に「坂の地蔵さん」への分岐があり「医者どん道」の標柱も立っています。前回は「坂の地蔵さん」から飛ヶ丸に登りましたが、登りにくかったので今回はそちらには行かず、前回下山に使った尾根に向かいました。これらの標識については[1]をご覧下さい。前回に降りてきた付近を探しましたが、あまり登りやすそうな場所はありません。そこで林道をさらに先に行って、尾根の北側の谷から登り始めました。最初は間違えて北西の谷に行きそうになりましたが、気が付いて西に入る谷に戻りました。この付近は地形図の粟賀町と生野の境界にあって、読み間違えそうでした。

この谷の北側には作業道があり、これを歩きました。南側の尾根に早く移りたかったのですが、谷の南斜面は地形図で見るよりもずっと急で、登る気にはなりませんでした。しかし谷の奧は段々狭くなり、作業道も怪しくなってきたので、結局谷に石組みの堰堤(?)があるところで谷を渡り、南斜面を登りました。幸いに作業道があり、水平に斜面をまわって尾根に出ました。この尾根は前回は下山に使いました。この付近から下は良い感じなのですが、ちょうど尾根に出た所から上は急斜面で藪っぽく、木の枝の間を抜けて登り、飛ヶ丸山頂に出ました。大河四等三角点(597.79 m)付近は伐採してありますが、前に来た時よりも藪っぽい雰囲気でした

山頂からは北に尾根を歩きました。植林ですが、枝打ちされていないようで下の方から枝が出ています。しかも585mピークを過ぎると藪っぽくなりました。だいたいは南側が植林、北側が自然林で、680m+ピークへ登る斜面もその境界を通りました。ピークは植林ですが、その北は藪です。それを過ぎて600m付近まで来ると美しい植林となります。ここは2009/09/26に来たの八幡山から来た所です。今日は北には行かず、下山するつもりで東に行きました。625mピークも植林です。南に尾根を降りて行きましたが、やや分かりにくい尾根でした。494mピークは伐採されており、ネットで囲まれていてびっくりしました(写真)。背の高い松の木が残されているため展望は抜群とは言えませんが、猪篠川を上流から下流まで見渡せます。笠形山や粟賀町の様子もよく見えます。494mピークがネットで囲まれているため、下山もネットの中を降りることにしました。このネットは最近のもので、出入り口がなければ通れないからです。結局伐採の終わった南斜面を降りました。急斜面に伐採した木が積み上げられており、隣の植林とどちらが降りやすかったか分かりません。慎重に降りていくと、伐採地の一番下に出入り口があり、10mほど下に林道がありました。

3時間ちょっとのショートコースでした。尾根はずっと植林だと思っていたので、予想よりは藪が多かったのですが、さほど苦労せずに歩けました。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「長谷」「生野」です。

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