2013年12月30日月曜日

上牧谷から登る水剣山

水剣山には何度も登っていますが、山裾から登ったことはないことに気がつきました。山裾というのは、上牧谷の方へ南西に延びる長い尾根の先です。ここには大きな老人ホームが建っていますが、その北の方の山腹に赤い鳥居が見えます。登り口を探すと、川沿いの道路に沿って作られた金網に入り口を見つけました。ここから道を登って、宇野稲荷大明神に行きました(写真)。ここから266mピークまでは藪をかき分けて登らねばなりません。短距離なので我慢して登りました。特に何もない山頂から東に尾根を降りて、長い水剣山登山の始まりです。

倒木だらけの尾根を予想していたのですが、意外と道が整備されていました。始めはネットがありシダも生えていますが、そのうちに気持ち良い雑木林になり、登りがきつくなってくると尾根の中央に深い溝があります。木の切り出し作業の名残のようですが、溝の真ん中に太い木が生えていたりするので、かなり古そうです。溝の底は深い落ち葉で埋まっているので、溝の外を歩きました。ひたすら登って標高470m付近まで来ると西からの尾根と合流しますが、ここには関西電力の赤い「火の用心」が立っており、ここからは保守路となります。しばらくは広い尾根に溝が2本と黒いプラスチック階段があります。580m付近には、「大谷登山口」の道標がありました。これは急斜面をジグザグに登ってくる登山道です。ちょっと歩くと播磨西線69鉄塔に出ました。ちょっと展望が広がります。

ここからは登山コースです。尾根に突き当たって急斜面を登ると766mピークです。ここから北に眺めの良い屏風岩を過ぎ、一旦降りて、登り返すと「明延ピーク」に出ます。地形図上ではピークには見えませんが、登ってくるとピークという感じがします。この先は標高差100mほどの厳しい登りで、平らにならずにいきなり水剣山山頂に出ます。蔦澤三等三角点(871.95m)があります。もちろん宍粟50名山でもあります。

下山は766mピークまで登山道を戻り、そのまままっすぐ尾根を降りました。こちらの尾根もところどころ溝がありますが、倒木も多く、荒れています。また、何箇所か急勾配を降りる所では道が分かりにくくなります。標高700m付近、550m付近、500m付近です。道があると思って辿って行くと、谷に降りそうになりました。播磨西線68鉄塔はネットに囲われていますが、このネットが意外と効果を発揮しているのか、鉄塔周辺は植生が付近とはまったく異なり、ひどい藪になっていました。最初は保守路を探して降りるつもりでしたが、見つけられそうもないのでそのまま尾根を降りました。ネットから出た付近に東下野四等三角点があるはずで探したのですが、見つけられませんでした。国土地理院では2011/10/31には正常だったと言っているので、落ち葉の下にでも隠れていたのでしょうか。あとは尾根に沿って降りましたが、途中で道が無くなりました。よく探して道を降りたほうがよかったと思いますが、とにかく尾根の先端に出てきました。予想どうり金網がありましたが、すぐに出口を見つけることができました。

登りに通った尾根は意外と歩きやすく、距離の割には時間がかからず、雪もありましたが4時間で往復できました。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「山崎」です。

2013年12月28日土曜日

庵の大河内三角点

佐用の北に平福という宿場町があり、山の上には利神城がありますが、その北側の山を歩きました。平福の道の駅から庵川の方向に少し歩くと素盞鳴神社があります。大きなアベマキで有名のようですが、その神社の裏から尾根を登りました。急な尾根ですが、ところどころに空っぽの祠があり、かつては石仏が置かれていたのかも知れません。ひとしきり登ると平地があり、神社の跡がありました(写真)。建物は屋根の残骸だけですが、安永4年の石灯籠と、石の祠がありました。祠の中は恐れ多いので覗きませんでした。西から道が登ってきているようです。

この先は比較的平らな尾根ですが、たまに登りもあります。倒木が邪魔な程度で、障害物はありません。350m+ピーク付近には共同アンテナの残骸がありました。さらに北に歩くと、「入山禁止」の札があり、例によって荷造り用のビニール紐が張られています。松茸の季節ではないので無視して入り込んで、大河内四等三角点(387.80m)に行きました。ここは眺めが良く、利神城や天文台、行者山が木の枝の間から見えました。この先しばらくは荷造り紐の回廊を歩きますが、それが無くなると倒木が増えてきます。430m+ピーク付近からは尾根にネットが張ってあり、とても歩きにくくなりました。尾根が東に折れると少し楽になり、この後は大きな障害物は無くなりました。

軽快とは言えませんが、あまり苦労せずに尾根を南向きに曲がりました。418mピークも特筆することはありませんが、こちら側の尾根は時々岩もあります。330m+ピーク付近には突然鉄条網があってビビりました。庵に近づくと、「小和田集落」「吾勝速日神社」という道標がありました。小和田集落方面は尾根の先の眺めの良い方向でしたが、道がよく分からなかったので神社の方へ降りました。こちらの道もすぐに分からなくなりましたが、広い尾根を降りて無事に庵に出られました。降りた所にあった案内板では、道があることになっています。

庵から平福までは歩いて戻ったので、4時間以上かかりました。歩きやすい尾根だと思います。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「佐用」「土万」です。

2013年12月7日土曜日

青垣町のカヤマチ山

先日(2013/11/30)に葛野川北側の山を歩いた時に、谷を挟んで北に見えていたのがカヤマチ山です。西から登ってみました。

国道427号線を北上して播州トンネルを抜け、道路沿いに車をとめて、北に坂を降りました。右手に橋が掛かっています。渡った所が尾根ですが、岩が聳えていてとても登れそうもありません。しかし少し東に歩くと作業道かも知れない登り口があり、ここから無理やり登りました。ひどく急斜面の植林ですが、木につかまって作業道を探しながら登ると、意外と簡単に尾根に出られました。あとは尾根歩きです。

700m+のピークを目指して登ります。障害物はありませんが、勾配はきつめです。振り返ると枝の間から三国岳が見えました。630m付近の平坦地には大きな木が何本かありました。700m+のピークからカヤマチ山までの間には美しい植林があります。左右の斜面は伐採されていました。1時間半ほどでカヤマチ山山頂に着きました。葛野峠二等三角点(748.29m)があります。「このやぐらは・・・展望台ではあり・・・」という看板がありましたが、やぐらは残っていません(写真)。

山頂からは南に尾根を降りました。急勾配ですが荒れてはいないので、気をつければ問題なく降りられます。峠に降りて地形図の破線道を探しましたが、影も形もありません。代わりに「MTB登山 大柿 '03.8.17 11:30」と書かれたプラスチック板が木に掛かっていました。10年以上たっても健在でした。カヤマチ山の三角点は葛野峠ですが、葛野川は一山越えた南の川ですし、この峠に東から来ている川は清住谷川です。この峠を葛野峠と呼ぶのは無理がありそうな気がします。この峠に道があればそれで帰ろうと思っていたのですが、無いのでしかたなく南の山に登りました。716mピークの手前は非常に急な植林です。ピーク(方須張山)に出れば、2013/11/30に歩いた尾根です。

2013/11/30と同様に親父畔上四等三角点(662.13m)を過ぎ、とても歩きやすい尾根を歩いて698mピークを過ぎ、郷附下四等三角点(489.60m)を通って、2013/08/06に播州峠へ降りた地点に着きました。前と同じように北に尾根を降りました。前回同様に迷いかけましたが、無事に播州峠の旧道に降り立ちました。今回は最後に南側の斜面を降りたので楽でした。KDDIの通信塔に出てきました。

3時間半ほどで一周してきました。下草も倒木も少なく、文句なしのコースでした。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「大名草」です。

2013年12月2日月曜日

澤から登る朝来山

朝来市の朝来山には以前に立雲峡から登りましたが、西に延びる長い尾根があるので、今回はそれを経由して登ってみました。登り口は伊由谷川が円山川に注ぐ澤の村にしました。澤大谷三角点(370.5m)を経由するルートも魅力的でしたが、急斜面に突き当たってしまうので安全そうな尾根を選びました。

新宮神社から墓地へ登り、森林管理道毘沙門線を少し歩き、尾根の先を回った所に関西電力の赤い「火の用心」を見つけて植林を登りました。すぐに生野北支線9鉄塔がありました。そこからしばらく植林を登ると、また林道に出てきました。いったん南に行って、地形図の破線道と同じ場所に出ました。すぐに破線道と同じように谷に行く道と、北に曲がる道に別れたので、北に歩くとすぐに道は終わってしまいました。あとは適当に植林の中を登って行きました。急斜面ですが尾根に出ると少し楽になりました。標高420m付近からは竹田城址が見えます。ここから先は楽な登りです。552mピークには地積図根三角点がありました。ここからの尾根はコナラの林で、紅葉が美しく、息を呑みました(写真)。美しい林を抜けると、奥多々良木出石線17鉄塔が立っていました。紅葉とおなじような赤茶色に塗られています。この先は少し松林があり、その先は再びコナラの林に戻りますが、こちらは既に葉が落ちていました。

朝来山山頂には、「この先行き止まり」の立て札の方向から着きました。行き止まりの先に美しい林があるのですが。山頂は朝来山二等三角点(756.50m)があるだけなので通り過ぎると、少し美しい植林があり、再びコナラの美しい林となり、展望台に出ました。竹田城址は見えませんが、北側の展望が得られます。一休みしてから「くまコース」を歩き、くまが下山するところをまっすぐに歩きました。こちらも歩きやすい尾根で、道も作られています。しばし歩いて、与布土山四等三角点(684.23m)に着きました。尾根が曲がっている地点に設置されている金属プレートの新しい三角点です。この付近、なんとなく自然の地形ではないような気がします。

下山は与布土山から南西に延びる尾根にしました。しかし尾根に降りるまでが大変でした。最初は尾根がはっきりせず、西に行き過ぎました。そのうちにはっきりした尾根が見えたのでそちらに移りましたが、その先も急斜面で、どちらにでも降りられそうでした。GPSがあっても方向が定まりません。松林の細尾根に出ると、あとは楽になりましたが、細尾根の突き当りから南西の尾根に降りる所は急勾配です。下草のほとんどない歩きやすい尾根ですが、いったん460m+まで降りてから512mピークまでは登りです。この付近も、不思議な地形がありました。サケヂ栗尾四等三角点(486.79m)は、赤白の棒が立っていて、先に白布が付けられていました。これも金属プレートです。ちょっと下ると、奥多々良木出石線12鉄塔に出ました。ここからは関電の巡視路で南に降りることもできましたが、歩きやすい尾根なのでそのまま西に歩きました。特に道が付けられているわけでもないのですが、楽に降りられました。ただし一番最後は急勾配の植林に出てしまい、木につかまって降りましたが、植林が間伐されてまばらなので苦労しました。降りてきたのは林道のような道ですが、「立入禁止 松本一族」という看板がいくつもあって、びっくりしました。

4時間ほどで標高差600mの山を登って降りてきました。道はほとんどありませんが、とても歩きやすくて助かりました。

展望 ★★☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「但馬竹田」です。

2013年11月30日土曜日

氷上町三方の葛野川北側の山並み

これは説明しにくい尾根です。2013/08/06に鳥羽から鳴尾山に登り、播州峠まで歩きましたが、その時に播州峠から東に延びる尾根が長くて歩きやすそうなので気になっていました。今回はそれを東の氷川町から西へ歩いてみました。

登り口は氷上町中です。山裾に墓地があり、その東端に重い金属の扉があります。これを開けると道がありますが、すぐに終わってしまいます。ここから左手の植林の尾根をひたすら登って、尾根に出ました。尾根は歩きやすく、標石の西山四等三角点(351.50m)に着きました。この後はちょっと平らな尾根となり、木の間から西に鳴尾山が見えました。それからややきつい登りがあり、453mの先には「国調三角」の杭があります。この杭はこの先にもいくつかありました。500mまで登るとネットが現れ、北側の山並みがよく見えました。ネットはすぐに終わり、植林になります。615mピーク付近には親父畔下四等三角点(611.84m)があるはずですが、持っていた古い地形図には載っておらず、見落としました。ここからさらに少しずつですが登っていき、716mピーク(方須張山)は気持ちの良い場所です。ここから少し下ると、親父畔上四等三角点(662.13m)があります。

ここからはほぼ平坦で、植林が多くてとても歩きやすい尾根となりました。698mピークを過ぎ、次は郷附下四等三角点(489.60m)です。周囲は伐採してありますが、伐採した木がそのまま転がっているので歩くのは疲れます(写真)。そして2013/08/06に播州峠に降りた地点を過ぎ、ぐるっと南に進路を変えて、共同アンテナの残骸のある山寄上山四等三角点(667.05m)を過ぎると植林ですが、倒木地帯もあって抜けるのにちょっと苦労しました。西側すぐ下には伐採用の道があるのですが、尾根の倒木は片付けてくれません。そして広い尾根を南に降りると、舟坂峠です。石仏にお参りして、東の坂を降りました。地形図ではここは真っ直ぐに谷を降りる道が描かれています。じっさいに道があるのですが、斜面にジグザグに作られています。斜面が崩落して道が細くなったり埋もれて消えかけたりもしていますが、曲がるごとにピンクテープのマーキングがありますし、杭もたくさん打たれていて、見失うことなく降りられました。しかし谷に降りると倒木が多く、大水の跡も残っていて、歩きにくくなりました。ここは「坂の谷」というようです。堰堤に出た後も道は不確かでしたが、最後はしっかりした林道に出ました。これは地形図にある道です。ここからは林道で、三方池(桜大池)に出てきました。池の奥にあるの弁財天の祠はもぬけの殻でした。面白いのは堤防の上に三方池四等三角点(225.77m)があることです。ここから出発点まで戻りましたが、途中には「三方の大カツラ」もあり、初冬の田園風景を楽しめました。

まるで特徴のない長いだけの尾根と思われるかも知れませんが、この付近は山奥のようですが平地の標高が低く、登り始めた地点は標高150mですから、標高差では550mほど登っています。それにしても4時間半歩いて三角点6個というのは記録的です。どれも四等三角点で、西山三角点を除いてすべて金属プレートでした。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「大名草」です。

2013年11月16日土曜日

朝来市の大谷・伊由三角点

これら二つの三角点は、多々良木川の北側にあります。国道312号線の道の駅朝来に車をとめて、裏山に登るルートを探しました。道の駅から東に多々良木川の北側を歩いてみましたが、急斜面の植林が続いており、無理をすれば登れるにしても危険な斜面でした。次に道の駅から312号線を北上し、畑と山の間の道を歩きました。山側はしっかりした害獣よけの金柵でガードされています。高圧線が通っているので登り口があるかと思ったのですが、金柵に入り口が見つかりません。しかし道の脇に小屋があり、その脇に入り口がありました。ここから山に入りました。少し平坦地があり、その先は急斜面です。谷沿いに少し登ると左手の斜面に作業道があったので、それを登りました。植林の中をジグザグに登っていく道で、意外と無くなりません。しばらく登ると関電の赤い「火の用心」があり18号と19号鉄塔の分岐になっていました。巡視路はもっと北から登ってくるようですが、ここからは巡視路で生野北支線18鉄塔に出ました。1系統しかない、小振りの鉄塔です。さらに尾根を登って、主尾根に出ました。380m+ピーク付近です。

ここからは落ち葉を踏んで気持ちの良い尾根歩きとなりました。大谷四等三角点(387.24m)は周囲がちょっと伐採されているだけで展望はありません。その後も多少倒木がある程度で楽な山歩きとなりました。393mピークを過ぎて、470mピークが本ルートの最高標高点です。ここには朝来市の地積図根三角点があります。手前のあたりで木の間から多々良木ダムが見えました。ここからは北東に降りなければならないのですが、東に行き過ぎて、東の方に降りそうになりました。こちらは松茸山らしく、荷造りテープだけでなく頑丈なネットが3重に張られています。動物避けというよりも人避けに見えます。こちらには行かず、北東に伸びる倒木の多い尾根を探して降りなければなりません。降りると細尾根が続きます。410m+の小ピークを過ぎると地形図では破線道が尾根を横切っています。西側には古い道があるようでした。ここからちょっときつい登りで420m+ピークに上がりました。この付近にも破線道が通っているはずなので探しましたが、北の納座から登ってくる破線道に相当する古い道を見つけました。この道はピークの北側を巻いていたので、それを通って北に向かう尾根に戻りました。

しばらく北に410m+の細長いピークを歩いてちょっと鞍部に降りると、切通になっていました。ここには「入山禁止 9月15日~11月15日」という看板が立っていました。幸いこの日は16日でした。この先の尾根は厳重に両側を紐やネットで囲まれた回廊となっています。「この山に入山した者は刑事告訴し同時に民事訴訟による賠償請求する」と書いてあります。賠償って、山に入るだけでどんな損害があるのでしょうか?驚いたことに、この山の中に監視カメラまで設置されているのだそうです。確かに赤松が多く、松茸の取れそうな山ではあります。この気違いじみた状況は長くは続かず、380m+ピークから西に折れると平和な尾根に戻りました。ときどき北に朝来山が見えます。伊由三等三角点(338.84m)は森の中で、展望はありません(写真)。この後は尾根に沿って下山しました。北西に尾根が曲がり、降りて行くと生野北支線14鉄塔がありました。その先には中に何もない倒れかけた小屋があり、赤い「火の用心」がありました。ここから西の谷に下山すると養鶏場(?)に出ますが、作業の音がしていたのでさらに尾根を北に歩いて、尾根の先で下山しました。尾根の周囲は金柵で囲まれており、先端は角になっていますが、ここからはうまく出られず、ちょっと南に柵沿いに歩いて小屋の近くに出入口を見つけました。

松茸シーズン以外なら、気持よく歩ける山だと思います。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「但馬竹田」です。

2013年11月9日土曜日

八代峠から物部山

先週は大路ダムから大路山に登りましたが、松茸山で登山禁止でした(登っちゃいましたが)。そこで今日は、先週行けなかった物部山に西から登ってみることにしました。

播但自動車道の朝来インターから北に走り、八代坂トンネルを抜けた所に車を止めて、旧道を南に登り始めました。通行止めになっており、自動車は入れません。不法投棄が多いようです。峠近くまで登ると壊れかけた休憩所があり、石碑もいくつかあります。石仏は慶応四年となっています。峠に行くと、切通が崖崩れで落ちてきた岩で埋まっていました(写真)。

峠の南側から東斜面を登り、尾根に上がりました。あとは尾根沿いに登りとなります。雑木林が主体ですが、松の木が多いのが気になりました。しかも赤松が多いのですが、ここは松茸山ではないのでしょうか?とにかく何の警告もないので、気楽に歩けました。標高490m+の尾根に登ると、北側は伐採地となっていました。須留ケ峰方面がよく見えます。さらに雑木林を歩き続け、529mピークを過ぎ、659mピークまで登ると、大昭和製紙の「火の用心」が木に括りつけられていました。ちょっと平坦な尾根を歩いて、さらに登ると700m+の小ピーク、ほぼ水平に北に歩くと、物部山山頂です。切り開かれており、木の枝の間から竹田城が垣間見れます。物部山三等三角点(707.50m)があります。

山頂から少し北に降りると、さらに竹田城がよく見える場所がありましたが、なんせ遠いので写真撮影には性能の良い望遠レンズが必要です。落ち葉を踏んで尾根を降り、切通の峠に出ました。先週はここから東に降りましたが、今日は西に降ります。峠付近にははっきりした道がありますが、すぐに倒木だらけの谷になって、道は不明瞭になってしまいました。谷の北側斜面を適当に歩いて降りて行くと、よく保存された炭焼き窯がありました。このあたりからは、かつての段々畑が植林になっています。川に近い場所は沼地になっているため、北側のなるべく上の方を歩いて行くと、いきなり道路脇のコンクリート壁の上に出てきました。あとは道を歩いて八代坂トンネルに戻りました。

八代峠の崖崩れにはびっくりしました。トンネルに何かがあったときのための予備の道路として整備しておく、という発想はないのでしょうか?

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「但馬竹田」です。

2013年11月4日月曜日

夢前町小坪の高ズッコ

天気が悪いので近場の山に登ろうと考えて、この山に登ることにしました。2007/06/30に登っていますが、最近になって[1]で名前を知って、また登りたくなりました。若王寺(じゃくおうじ)神社を参詣し、北側の尾根に登りました。最初は急斜面ですが、すぐになだらかになります。あとは尾根を西に登って主尾根に出ました。典型的な藪山ですが、倒木やシダが少ないので行く手を阻まれることはありません。主尾根も多少シダが生えている程度で、小道もあって快適に歩けました。高ズッコの山頂には、小坪四等三角点(337.13m)があります(写真)。ここでちょっと油断して三角点の先をまっすぐ降りていったところ、東に降りる尾根でした。登り直して、山頂から北に降りました。

この先の尾根も歩きやすく、踝までのシダが茂っている所もありますが、道ははっきりしていました。アップダウンも少なく、大坪と芦田をつなぐ峠に出ました。ここにははっきりした峠道があります。前回はここから北の芦田三角点まで歩いたのですが、今回は雨が降ってきたので大坪に降りました。最初ははっきりした植林の作業道ですが、途中から土砂で斜面が埋まっており、雨の中を適当に降りましたが、足元は石だらけでした。暗い植林を抜け、溜池まで出るときれいな道がありました。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「前之庄」です

2013年11月2日土曜日

朝来の大路山

竹田城の西側の山が大路山です。竹田城の駐車場から登山道があるようなのですが、竹田城の駐車場は常に満車状態で近づくことすら困難です。それで大路ダムから登ることにしました。ところが大路ダムに向かう道には「入山禁止 大路山全域を茸類の乱獲と山火事の防止のため関係者以外の入山を禁止する」という殺生な札が立っています。ダムの周回道路にも「松茸山につき大路山・瀬本山入山禁止」という札がいたるところに立っています。瀬本山がどの山か、調べても分からなかったのですが、とにかく松茸を特に美味だと思わない私は松茸を採るつもりは全く無いので、紐が張っていない所から登らせてもらいました。

登りはじめたのは大路ダムの北側の尾根です。最初は谷にあった道を登って行きましたが、道が怪しくなってきたので急勾配の藪を登って230m+ピークに出ました。そこからは北に縦走しました。植林を抜けると笹が茂っています。370m+ピーク付近からは竹田城が望めました(写真)が、それ以外の展望はありません。410mピークからは地籍調査のピンクテープがあり、竹田城駐車場からの登山道です。だんだん道がはっきりして歩きやすくなりました。山頂には千眼寺三等三角点(603.17m)がありますが、標石の角がだいぶ摩耗しています。

山頂からは西に尾根を歩きました。特に歩きにくくもなく、景色も見えない尾根です。勾配もそんなにはありません。650m+ピークに登ると、朝来市の地籍図根三角点がありました。ここからは南西に尾根を歩くつもりだったのですが、考え事をしながら藪を下っていると、実は南東の尾根を降りていました。しかも470m付近まで降りてから気がつきました。登り返すのは大変で、500m付近まで登ると細い水平道があったので、それを歩きました。唐川に通じる峠まで出られないかと思ったのですが、さすがにそれは甘くて、谷を渡って隣の尾根で道は無くなり、結局標高差150mほどを登って、651mピークに出ました。

時間があれば南の物部山まで行きたかったのですが、この登りで疲れ果てて、峠から下山することにしました。峠まではひどい藪もなく歩けました。峠は切通しになっており、きちんと作られた道が通っています。これを東側に降りて行きました。幅の広い道なのですが、手入れが悪く、倒木が行く手を塞いでいたり、道の真中に木が生えていたりします。それでも最初は斜面をジグザグに進んでいきますが、最後は谷に降りてしまいました。谷は倒木(放置された間伐材が大雨で谷に滑り落ちてきた)で埋まっているため、道のない斜面を適当に降りました。そのうちにコンクリートの道に出ましたが、土石流の跡が残っており、なかなか歩きやすくなりません。最後は治山工事用の道に出て、歩きやすくなり、大路ダムまで戻りました。地形図ではこの谷の破線道は川よりも南に描かれており、歩いてきたのは川の北側だったので、南側に移ればもう少しまともな道があったかも知れません。

松茸シーズンを外して、再挑戦したい山です。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「但馬竹田」です。

2013年10月27日日曜日

青垣峠から登る三国岳

多可の三国岳には、北に伸びる長い尾根があります。その先は青垣峠に達しています。これを使って三国峠に登ってみようと考えました。

まず酷道429号線で生野から青垣峠に行ってみました。峠の直前で道が細くなっていますが、ちょっと登ればすぐに峠です。峠の右手の暗く荒れた植林を登って、尾根に出ました。三国岳に向かって歩き出すと、いきなり急な下り坂があり、鞍部(地形図の594m地点)に出ると、西側には林道が来ています。これは大外から長野に向かう林道ですが、そこには姫路工業大学ワンダーフォーゲル部OB会による「三国岳へ」という道標が立っていました。つまりここからの尾根は公認の(?)登山道ということになります。同OB会は尾根のピークごとに「第一峰(1/8)」というような標識も立てています。一本道の尾根とは言え、分岐で迷うことはありうるので、これはとても親切です。私が間違えたのは第五峰の分岐で、後で見ると標識が倒れていました。大部分は植林の尾根で、気持よく歩けます。弥六ガマ四等三角点(673.14m)は、第六峰となっています。四六のガマならともかく、弥六ガマとは何のことでしょうか?713mピークが第八峰で、アシビの茂った開けた場所です。ここからはかなり急な上りがあって、三国岳山頂に着きました。三国岳三等三角点(855.16m)があります。

山頂には林道が来ており、これで長野に降りられそうですが、これは無視して三国峠へ登山道を降りました。御手洗池の跡を通って、軽快に三国峠に出ると、ここにも林道があって、姫路工業大学ワンダーフォーゲル部OB会による「長野へ」という道標があります。ここから林道で戻れば登山コース一周となるわけですが、もう少し山道を歩きたかったので、「多可の表銀座」をさらに歩き続けました。ここは2013/03/16に歩いています。ピークごとにアルプスのピークの名前が付けられています。けっこうアップダウンがありますが、歩きやすい尾根です。梅ヶ畑四等三角点(750.04m)まで歩いて、ここから北に尾根を降りることにしました。ここは表銀座を南から歩いてくると迷いやすい地点だと思います。

北に続く尾根も植林が多く歩きやすいのですが、ところどころ尾根に分岐があり、また地形図となんとなく違っているところもあって、GPSが無いと迷いそうです。美しい植林も多いのですが、天気が悪かったので暗い印象でした。長野四等三角点(739.11m)を過ぎて西に歩き、日吉神社の前に降りました。ここには以前に下見に来て橋があったような記憶があったのですが、実際には導水管の上に板を渡しただけで、しかも板が全長に渡って置いてないので、渡れないことが分かりました。水量が少なければ石伝いに川を渡ることもできたと思いますが、この日は雨の後で増水しており、結局急斜面を戻って少し南側の尾根で下山しました。この付近はかなり急な斜面が多く、木につかまって降りたので腕が疲れました。

やっと日吉神社の前に出ました。あとは林道で大回りして青垣峠に戻るのが一番安全な道ですが、地形図には北の山を横切る破線道があり、これを使って近道しようと考えました。この道は谷道で、雨の後ですし、あまり期待していなかったのですが、草が生えているとはいえ、意外としっかりした道でした。谷の奥で辿りにくくなる所もありますが、上を探すとさらに道があり、結局尾根に出られました。さらに北に大外まで谷沿いに降りましたが、これも谷の上の方に付けられた道でした。最後に川を渡れるかが心配だったのですが、ちゃんと橋がありました。この近道は大正解でした。

10kmほどの道のりを5時間で歩いているので、割りと軽快に歩けたと思います。植林が多いので、天気の良い日に歩くと気持ち良いはずです。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「大名草」です。

2013年10月26日土曜日

市川の好城山

市川の市川高校北側に亀山という山があります。この山の北の山が好城山です。まず市川高校の正門付近から西に入って、亀山に登りました。地形図では墓地から破線道が登っていますが、この破線道がよく分からず、結局は藪の斜面を無理やり真っ直ぐ登ることになりました。そんなにひどい藪ではありませんが、楽しい山登りとは言えません。しかし地形図の破線道が通っている尾根も藪なので、結局は近道できたと思います。尾根に出ても藪で、倒木をまたぎ、木を押しのけて歩くしかありません。破線道と思われる道はなく、亀山のピークと思われる付近を過ぎて北に降りるあたりも藪ですが、降りると伐採地があって西側に展望があります。足元の市川はもちろん、七種山方面がきれいに見えました。ここには西側から道が作られていましたが、山肌を削っただけで、目的は山の上からはよく分かりませんでした。

さらに北に歩きましたが、標高200m付近に「マツタケ増殖施業地です。特に火の用心をお願いします。川辺財産区」という看板が倒れており、近くには9月20日から入山禁止という看板も倒れていました。そういえば荷造りテープの貼り方が松茸山っぽいと思っていたのですが、入山禁止の山に入ってしまったようです。真っ直ぐに270m+のピークまで登りましたが、藪が続きます。そして切り開きがあったと思ったら頂上にはベンチがあり、「好城山山頂 標高271M 緯度34度 経度134度」と書かれた板が立っていました。新しげなものです。切り開かれているので北側に展望があります(写真)。よく見ると北側から道が登ってきています。私が歩いてきた方向には「古城跡」という道標があるのですが、どこが古城だったのか分かりません。下所四等三角点(271.48m)は、山頂から更に少し北に行った所にありました。

さらに北に歩きましたが、最初は間違えて東に降りてしまいました。こちらも藪の尾根です。東側がゴルフ場なので時々ゴルフボールが落ちていました。200m+まで降りた付近で尾根を東に曲がり、あとは下山となりますが、ずっと藪が続きます。最後の170m+ピークはシダ藪です。それを抜けると金網がありました。金網沿いに歩いて、出口を探して国道312号線に降りました。

短距離ですが低山らしくずっと藪続きの尾根ですので、藪好きの方にしかお勧めできません。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「北条」です。

2013年9月21日土曜日

西から登る長水山

山崎の長水山にはいくつかの登山路があり、東に伸びる長い尾根はハイキングに最適です。この山に、西側から登ってみました。登り口は山崎町上牧谷付近のガソリンスタンドの東にある墓地です。前に広い空き地があるので車をとめ、墓地の裏手に入りました。谷の奥に入る道がありますが荒れているので、すぐに左手の斜面を登りました。作業道があって、割と楽に登れました。尾根は藪ですが、枝をのけながらなら歩けます。しばらく急勾配の尾根を登ると主尾根に出てなだらかになりましたが、藪には違いありません。この後はずっと藪の尾根を歩きました。たまに下りもありますが、上りが続きます。シダが茂っている所もありますが、ほとんどは自然林で、倒木もありますが避けたりよじ登ったりできました。たまに木の間から伊沢川上流方面や水剣山が見えます。

かなり登って340m+ピークには共同アンテナの残骸がありました。何箇所かやや急勾配がありますが、標高500m付近で頂上に近づく付近が急斜面で、それを登ると平坦な尾根に出ました。長水城の名残でもないかと思っていたら、空っぽの小さな神社がありました(写真)。ここから頂上に登る所が急勾配なのですが、草が茂っており倒木もあって、道が完全に塞がっています。イバラも多いので東側に少し巻いて登ったのですが、こちらも倒木地帯です。なんとか抜けだしたと思ったら目の前は人家で、ネットを潜って庭を通ることも出来ましたが、それは避けてさらに倒木の多い急斜面を登って、信徳寺に出ました。蔦沢2三等三角点(584.38m)は寺の裏側にあります。国土地理院のホームページに現況状態「柱石き損」となっていますが、じっさいコンクリートで補強したように見えます。

下山は寺から南西に伸びる尾根にしました。寺の南側は展望地でベンチもいくつかありますが、その先に下山道を見つけました。これはとても急な道で、落城した時にお姫様が脱出に使うところを想像しました。しかしピンクのマーキングもあって、道がちゃんとあります。それでも倒木も多く、荒れ気味です。標高400mを切る付近からはロープが張ってあり、ここは松茸山のようです。おかげで道があるのかもしれませんが、382mピークを過ぎて西に尾根を曲がる付近からは藪山度が増していきます。310m+ピーク付近から西は倒木も多く、歩ける場所を探しながら降りて行きました。この付近ではマーキングも道も消え失せて、惨憺たる状況でした。最後は人家に出ないように西の谷に向かって斜面を降りました。川を渡ると道があり、大谷第一加圧ポンプ場の隣に出ました。

3時間半ほどの軽い山登りでした。この標高だと藪っぽいのは避けられません。夏に半袖で歩くには向かない山です。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「山崎」です。

2013年9月14日土曜日

朝来市高路から3つのコウロ三角点巡り

2012/08/18に、越知川の最上流を越知川側から歩きました。同じ尾根に、北側からアプローチしてみました。生野の銀山湖沿いに国道429号線を走り、さらに魚ヶ滝から簾野を抜け、その先の日本ハンザキ研究所の先で国道から外れ、高路に向かいました。数軒の人家を過ぎると長野川に橋がかかっており、対岸には養魚場の跡のような施設が見えました。ここで川を南に渡り、そのまま目の前の急斜面の植林を登りました。尾根に出ると植林の作業道が真っ直ぐに伸びており、楽に登れるようになりました。ひとピーク越すと神社がありました。脇には不動明王のような石仏もあります。ここには梅ケ畑から道が登ってきているので、ここを出発点とするのが正解です。

ここから再び登りですが、整備された尾根で楽に登れました。道があるわけではないのですが、障害物もありません。標高720m付近からしばらくは広い尾根になりました。763m地点には、新設金属プレートのコウロ奥四等三角点(761.21m)がありました。この後も植林が多く、歩きやすい尾根でした。790m+ピークには国土調査の金属プレートがあり、紅白のポールが立っていました。ここからはちょっと眺望があります。しばらくは尾根にネットがあり、それがなくなると三国岳が見えました。軽快に尾根を登り、朝来市と神河町の境の尾根に出ました。ここには高路奥四等三角点(813.60m)があります。この名前は、カタカナと漢字の違いだけで新設の三角点と同じです。前回来た時から1年が経っていますが、三角点の上のポールは健在でした。ひょっとしてさっきの国土調査のポールが見えるのかと思ったのですが、よく見えませんでした。

境界の尾根を西に歩き、岩を登って越知川方面の展望を楽しみ、次の810m+ピークに出ますが、ここは尾根が分岐しており、北へ降りる必要があります。そして、次の790m+ピークから北の尾根に向かいましたが、この分岐には赤い「火の用心」が立っており、北の尾根が巡視路であることが分かります。とても歩きやすく、北西に分岐する所もプラ階段があるので迷いようもなく、切り開きも広くて助かりました。送電線(奥多々良木線)はこの尾根の西側を通っており、所々に鉄塔への分岐があります。14鉄塔だけは尾根の近くだったので見に行きました。702mピークの手前には姫路工業大学ワンゲル部OB会の立てた「林間コース」という標識があり、片方は歩いてきた尾根、反対側は簾野に行くようでしたが、斜面の道なのでやや不明瞭でした。そちらには行かず702mピークに登り、東に曲がりました。すぐに展望の良い場所に出ましたが、足元は地形図にはない急斜面で、一瞬ためらいましたが、方角に間違いないので木につかまって降りました。少し降りると歩きやすくなり、また気楽な尾根歩きに戻りました。香呂三等三角点(723.36m)は、高路とは違う漢字ですが、これでコウロと名の付く三角点を3つ通りました。この先はちょっと展望があります。それからは植林の下りで、最後は高路の人家の裏の草むらに出てきますした。これは突破が困難で、結局少し南側の植林の中を降りました。川の水は少なくて、歩いて渡れましたが、後で見ると北側に降りたほうがよかったようです。最後に渡った高路の橋には「こうろうばし」と書いてありました。

8kmほどの道のりを4時間で歩きました。とても歩き易いと思います。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「大名草」です。

2013年8月31日土曜日

銀山湖の奥から焼山谷三角点

銀山湖の周囲の山は標高が高い割には登りやすく、今年の夏のお気に入りです。今回は銀山湖の奥の山から、焼山谷三角点へ歩いてみました。

生野から銀山湖沿いに国道429号線を東に走り、すが町営キャンプ場へ向かいました。ここは野営公園となっています。ここから林道を東へ歩きましたが、よく整備された道で、道沿いの谷は美しく、気持ちの良い山歩きです。最初の林道分岐には打ち捨てられた軽トラがあり、「森林管理道 菅町線 起点」と書かれた杭が立っていました。延長794mとのことなので、あまり長くありません。ここから更に東に歩くと、次の分岐に出ました。三発の銃弾で撃ちぬかれた「水源かん養保安林」の看板が立っており、この付近はカラトと言うようです。この分岐点から尾根を登りました。最初は植林ですが、すぐに岩場になります。超急勾配の岩場で、道が付けられているようでしたが、立っては登れずに膝と腕を使ってよじ登った箇所もあります。下りには通りたくありません。岩場を登り切ると雑木林となり、そのうち植林となって水色の金網も現れました。最初は金網が邪魔な他はそんなに歩きにくくはありませんが、720mピークは藪で、その先も金網が邪魔なので南側の植林を歩きました。金網がなくなると植林の歩きやすい尾根になりました。地籍調査のピンクテープも増えてきます。藪っぽい尾根が続き、やっと焼山谷三等三角点(806.52m)に着きました。ここには2012/08/18に越知川側から登っています。その時と変わらず周囲は藪ですが、青い荷造り紐に囲まれて誕生日のお祝いのようでした(写真)。

三角点から南に尾根を歩きました。尾根の西側は植林となり、だいぶ歩きやすくなりました。しかし762mピークに登った後、南に降りる所は急勾配の藪で見通しがきかず、迷いました。その先の780m+の幅広いピークまでも急勾配を登りました。この付近は南側が伐採されており、越知川を越して多可の天空の山並みが望めます。ただし伐採地にはネットがあり、草も茂っているので歩きにくくて困りました。747mピークを過ぎて、その南には新田から林道が尾根まで上がってきているはずですが、そこまで行かずに760m+に登った所で北の尾根に向かいました。この尾根も最初は美しい植林です。ときどき雑木林が混ざりますが、道はずっと付けられています。細尾根も歩きやすく、快調に歩けました。尾根の分岐が多いので、方向を確認しながら歩かないと迷います。最後に標高500m付近まで降りると、あとは急斜面の植林となり、木に掴まりながら降りました。小川を渡って、林道に出ました。

全部で4時間半ほどかかりました。最初の登りはやや危険ですし、意外と藪が多くて苦戦した部分もありますが、ほとんどは気持よく歩けました。

展望 ★★☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「但馬新井」です。

2013年8月27日火曜日

若杉峠から藤無山

きれいな林を歩いてみたくて、宍粟市の山に行くことにしました。実際に歩いたのは養父市との市境の尾根です。ほぼ[1]と同じ道のりです。

国道29号線を北上し、音水湖の北まで行って県道48号線に右折しました。道谷の集落を抜けると、道路の左側に「藤無山登山口」と書かれた杭があり、隣に県道521の標識があります。これが沼谷林道ですが、この付近に車をとめて若杉峠まで歩き、尾根に取り付きました。植林の中を登っていきます。急坂ではありますが、木に掴まらないと登れないというほどではありません。足元は枝打ちで落ちた枝で埋まっていますが、これも問題ありません。ちょっと長い登りですが、気温が低かったので楽に登れて、若杉三等三角点(992.34m)に着きました。ここからはアップダウンの少ない尾根歩きですが、例によってピークからは枝尾根があるので方向を常に確認しなければなりません。そして、890m+の鞍部に降りました。ここは大屋スキー場から道が登ってきています。「藤無山」「道谷方面」という道しるべがあり、ここからは登山コースとなります。よく整備された歩きやすい道です。シダやササも生えていますが、これだけ道が整備されていれば問題になりません。尾根の両側の展望が時々あり、氷ノ山や杉ケ沢高原、鉢伏山がよく見えます。そして、たいした急登もなく、藤無山山頂に着きました。三本杉二等三角点(1139.24m)があり、北側の展望があります。周囲は笹がはびこってきつつあります(写真)。

下山は尾根を戻って、「道谷方面」への分岐がある所に戻り、そちらに降りました。最初は急勾配でトラロープが張ってあります。少し降りると再び「道谷方面」がありますが、そちらには行かずに真っ直ぐ尾根を降りました。気持ちの良い尾根で、足の向くままに歩くと、960m+ピークを過ぎて、歩きやすそうな尾根は北に向かっており、降りて行くと左手に作業道が現れ、それを降りて行くと沼谷林道に出ました。降りた地点はやや北寄りだったので、峠には行き損ないました。あとは林道を歩いて出発点に戻りました。

全行程4時間もかかっておらず、急勾配も無くてちょっと物足りない山歩きでした。若杉峠から藤無山までは直線距離で3kmほどありますが、1139mの山に登るのに標高差は400mというのが楽な原因でしょう。尾根をもっと東まで歩いて、若杉に降りても良かったかもしれません。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「戸倉峠」です。

2013年8月17日土曜日

北から登った姫路市北端の関三等三角点

宍粟市一宮の東に岡城川という川があります。これを東にずっと遡って行くと、標高が上がっていき、最後は宍粟市と姫路市の市境の尾根に近づいていきます。この岡城川上流に、一つ北の染河内川からアプローチしてみました。

一宮から坂の辻峠に向かって染河内川沿いに県道8号線を走り、左手に水道施設のある付近で車を止めました。染河内川に金属の橋がかかっており、「滝ケ谷の滝 約1.2KM」と消えかかった字で書いてあります。まずこの橋で川を渡り、ロープの張ってあるところで滝ケ谷(?)を渡って西側の植林に出ました。予定ではここから尾根に登るつもりでしたが、目の前には大きな岩が聳えており、登れそうもありません。いったん谷の東に戻り、また西に今度は丸太が渡してある所で渡りました。ここも岩が聳えていますが。前よりも楽そうなので、ここから登ることにしました。道が付けられているようで、国土調査の赤い杭も打ってあります。しかし木に掴まってよじ登る感じで、足元が割りとしっかりしていたから良かったものの、危険が一杯でした。

岩を登ってしまうと植林になり、楽な山登りとなりました。そしてすぐに林道の終点に出てきました。この林道は崩落がひどいのですが、歩くには不自由ありません。735mピークをぐるっと巻いて、南側をちょっと下ると地形図の岡城川沿いの林道に出ました(県道430号線?)。これは未舗装ですが良い道です。周囲は高原の雰囲気で、植林もきれいです。林道を歩いて884mピークへの破線道を探しました。地形図では林道に降りてきた地点から東に破線道がありますが、これは見つかりません。ぐるっと林道を歩いて、姫路市と宍粟市の境界の尾根と平行に東へ歩きました。地形図で破線道が南に伸びている場所は実際には岩盤で、道はありません。この先も、腐った木のはしごがいくつかあるだけで、登れそうなことろはありません。山側が崩落している場所が多く、四駆でないと走れないでしょう。884mピークから北東に伸びた尾根の先のところには林道に金属のゲートが有ります。これは開いていました。ここにコンクリートの階段があり、関電の赤い「火の用心」が立っていました。ここから巡視路で尾根に上がりました。この巡視路はよく整備されており、黒いプラ階段で茂みの中を登って行くと、巨大な播磨北線17鉄塔がありました。さらに巡視路を登ると。884mピークに出てきました。ここへは2009/11/21に来ましたが、前より木が茂ったような気がしますが、ちょっと展望があります。

884mピークからは西に向かって尾根を歩きました。2009/11/21にも逆方向に歩いていますが、あまり障害物のない尾根です。小さなアップダウンがいくつかあって、播磨北線14鉄塔に出ました。足元には金属製の三角点があります。この先も尾根に巡視路が続き、次は13鉄塔、そして12鉄塔です。「火の用心」に書いてある番号は古いものらしく、91とか92になっています。尾根からは北側の展望があり、北側の谷に広い伐採地があることが分かります。次の関四等三角点(846.69m)は石の標石です。さらに市境を西に歩きました。この付近に「境伊和神社」と書かれた標石があり、ここが伊和神社の社領だということが分かります(写真)。次の800m+ピークは倒木が多く、830mピークでは巡視路は北側を巻いて北に曲がり、播磨北線9鉄塔に出ました。その北の鞍部付近でそろそろ尾根から降りたいと思って東側を見ると、植林のすぐ下に林道が見えたので、ここへ降りました。ここで悩んだんのが、この林道をどっち方向に歩いたら谷あいの林道に戻れるかなのですが、結局北ではなく東へ歩き始めました。この林道は長いもので、斜面をほぼ同じくらいの標高を保って進んでいきます。山側谷側ともに崩落しているところもが多く、車での走行は無理ですし、一箇所明らかに意図的に道に土が盛られている場所があって、車は通れません。あまりに長いので途中で北向きの道を選び、岡城川沿いの道に出てきました。後でGoogle Mapを見たところ、これが正解のようでした。

ここからは下山なのですが、最初に登ってきた尾根の付近は北側があまりに急なので避けることにしました。そうなると林道を再び東に歩いて、三辻峠の下のあたりで北へ降りるしかありません。最初は雰囲気の良い高原の林道です。標高が700m近いので風も涼しく、木陰は気分よく歩けました。そして最初に染河内川から登って出てきた地点からしばらくは同じルートを歩き、扉の所からさらに東へと歩きました。この付近ではこの林道は荒れ気味で、一箇所自動車通行不能部分がありました。「ニッセイ一宮の森」の看板もあります。姫路市最高峰の977mピークがずっと見えていました。その下付近には、三辻山登山口がありました。ここまで車で来れるのだろうと歩いて行くと、また金属製のゲートが有りました。こちらは閉まっていましたが、手で開けられるようでした。

このゲートの所に木の道標が立っていました。字は消えて読めなかったのですが、下山方向に矢印があったので、ここから降りることにしました。ネット沿いの道で、ピンクテープのマーキングがあるのですが、徐々に藪になり、ネット沿いも歩きにくくなりました。750m+の細長い藪のピークを西に進み、さらに藪を北に降りましたが、この付近ではここを降りたのは失敗だったと感じていました。しかし藪を少し下ると仙道があり、ピンクテープのマーキングが続いています。この仙道は真っ直ぐには下って行きません。斜面を横切って行き、時々ジグザグに植林を降りていきます。谷に来ると倒木が多く道が見えなくなりますが、谷を渡るとピンクテープが見つかりました。結局最後までこの道で下山し、登りはじめに渡った金属の橋に出てきました。この下山ルートは2009/10/31の逆コースですが、その時にはこの道は見つけられなかったようです。

最初と最後以外は林道と巡視路を歩いていたのですが、標高が高いので風が涼しく、気持ち良い山歩きでした。ただ、標高が高いとはいえ真夏の炎天下なので、5時間半はいささか疲れました。

展望 ★★☆
藪山度 ★★☆
地形図は「長谷」です。

2013年8月13日火曜日

奥海の郷鴫山

先週(2013/08/10)には高鉢山に登ったので、今回はその西の郷鴫山に登りました。ちょうど頂上の南を送電線が東西に走っており、その巡視路を使おうと思っていましたが、巡視路を探しながら奥土居から北に県道556号線(林道本谷線)を走ると、林道を見つけました。少し北に行き過ぎている感じはしましたが、これを登りました。

この林道は郷鴫山の東の谷沿いに登っていきます。谷は倒木で荒れています。真っ直ぐ谷を登りつめると北側の斜面をジグザグに登って行き、最後は山頂から200mほどの地点で終わっていました。その先は山頂まで伐採地が広がっています。急斜面の伐採地を登るのは酷暑の日には無理なので、右手の谷沿いに登り、さらに右手の尾根に上がりました。この尾根は勾配は緩やかですが倒木と草が多く、歩くのは大変でした。伐採地と大差ありません。そして760m+の主尾根に着くと、南に山頂を目指しました。途中は多くの場所で東側が伐採されており、ネットが張られています。ネットの西側には倒木が打ち捨てられており歩きにくいのですが、東側は背の高いススキが生えています。どちらを歩いても楽ではありません。最後は伐採地側を歩きましたが、幸いに山頂近くではネットが倒れている場所があり、頂上に出られました。山頂も荒れていますが、日名倉山が正面に見えて、展望は良好です。奥海三等三角点(784.04m)は木の下に隠れていました。

山頂で休憩してから尾根を北に戻りました。伐採地の上では伐採地なりの歩きにくさですが、それ以外のところでも倒木が多く、シダやススキが育っており、歩きにくい尾根です。倒木は伐採ではなく風で倒れたものです。多少の風はあっても気温は高く、疲れる尾根歩きでした。日名倉山が少しずつ近づいてくるのでそれを眺めるのが息抜きとなりました。写真は789mピークの北から見た日名倉山です。ここも東側は伐採地です。ベルピールの鐘のある建物が見えていますが、じっさい鐘の音が時々きこえてきました。

県境の尾根に出る手前には、広々して少し気持ちの良い場所がありますが、県境の789mピークに登るとここも倒木だらけでした。県境の杭が尾根にありそうなものですが、倒木ばかりで見当たりません。北に尾根を歩きましたが、倒木とシダで埋まっており、尾根から降りなければ歩けない場所がたくさんありました。たまに植林もありますが、ここも倒木だらけです。杉ノ奥四等三角点(823.97m)は奇跡的に倒木のない植林の端に位置しており、無傷でした。その東の810m+ピークにはシダの中に共同アンテナの残骸が立っていますが、北側に展望があります。後山、船木山、鍋ケ谷山、駒の尾山と連なる山並みが正面に見えます。その先はまた藪ですが、819mピークは落ち葉で埋まっています。ここからはピンクのマーキングがあり、倒木も切ってあるので楽に歩けるようになりました。シダの間の道を降りて行くと、日名倉山が目の前に迫ってきます。最後は植林を抜けると林道の終点に出たので、林道で県道556号線に降りました。

宍粟と比べると作用の山の荒れ方には驚かされます。3時間半ほどの藪山歩きでしたが、暑い夏の日はこれくらいにしないと熱中症になりそうです。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★★
地形図は「千種」です。

2013年8月10日土曜日

奥海の高鉢山

日名倉山の南西に奧海(おねみ)という地名があります。奧海越で千種から佐用川上流に出られることから分かるように、佐用川の最上流に位置しますが、地形図を見るとここに高鉢山という山があります。この山を経由して千種町との境界の尾根まで行ってみることにしました。

奧海の下村集落から桑口橋を渡ると左手にイノシシ捕獲用の檻があり、そこから道が山の中腹の墓地へ通じています。ここには江戸時代の墓石もあります。そして植林の中を登って行きました。多少の藪はありますが、高鉢山まで猛暑の中1時間弱で登りました。安井三等三角点(614.05m)があります(写真)。共同アンテナの残骸もあります。

ここからはひたすら東に向かって登ればよいのですが、荒れた尾根です。倒木が多く、切ってあっても乱切り状態で切ったままです。倒木の間には背の高い草こそありませんが、シダやアシビなどが生えており、地面の見えない場所がかなりあります。高鉢山のすぐ東の標高620m+程度の尾根はそんな状態で木がありませんから、北向きに展望があります。しかし木が生えていないので日差しも強く、足早に通り抜けようとしましたが、倒木でそうもいきません。北側斜面は木の生えていない所が多いのですが、伐採したと言うより風で倒れたように見えます。尾根が植林になるとほっとしますが、植林も間伐材が倒れたままで、枝もあって歩き易くはありません。まともな植林歩きになったのは、主尾根の手前標高800m付近からでした。登り初めてほぼ3時間かかっていました。

ここからは主尾根を南下しましたが、この尾根も決して美しい植林ばかりではなく、場所によっては藪になります。特に825mピークから南に降りた付近は西側斜面が伐採されており、尾根にはネットが張られています。背の高い草や灌木が生えていて、非常に歩きにくくなっていました。夏の日差しの中、背より高い草をかき分けて植林を抜け、ヒカゲノカズラの群生地を抜け、768mピークを越すと、地形図で破線道が尾根をよぎっている地点に出ました。探すと消えかけた道があります。本当はここから更に桑村の南の尾根も歩きたかったのですが、午後になって雷も鳴り始めたので下山することにしました。西に向かう道は破線道とは明らかに違っていて、尾根の南側に付けられています。谷を見下ろして道がないか探したのですが、倒木の多い谷で降りる気にはなりませんでした。そのまま尾根を下っていくと、少し窪んだ道が現れました。まっすぐ尾根を降りることも可能でしたが、この道で破線道に出られることを期待して、消えかかった道を辿りました。結局最後は伐採地に出てしまったので、伐採地と林の境界付近を真っ直ぐに降りて谷に出ると、道がありました。これが地形図の破線道で、確かにもう少し谷の奧に延びていました。後は林道を降りて行きましたが、地形図に描いてある畑は石積みのある段々畑の跡です。少し降りると橋を架け直す工事をしていて、さらに下ると桑村では護岸工事をしていました。

暑さと藪で消耗気味の5時間でした。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「千種」です。

2013年8月8日木曜日

銀山湖から青草川

銀山湖沿いに国道429号線を東に走ると、最後は橋を渡って市川沿いに黒川の方に国道は左折しますが、ここを右折すると菅町川の方に行くことになります。すぐに三叉路があり、左手はの野営広場、右手は菅町橋ですが、ここに右向きに「青草」という道標が立っています。青草という地名は地形図に無く、どこのことかと思っていたら、[1]に白口方面へ向かう川が青草川とのことなので、この川沿いを歩いてみることにしました。

菅町橋を渡って周回道路を走ると、青草橋がかかっています。これは青草谷川だそうで、青草川の入り口です。未舗装ですが良い道です。しばらく行くと「林道青草線」という杭が倒れていました。ここからさらに林道を歩きましたが、川にかかっている橋の欄干が壊れているのが気になりました。金属パイプですが、流木に破壊されたとしか思えません。そして分岐があって「森林管理道 青草線 起点」と書いてあります。ここからが本格的に(?)青草川となります。しばらく歩きやすい林道が続きます。途中に軽が3台とまっていました。さらに歩くと草が増えて、道が8割がた崩落している地点もあります。雨が降ると林道が部分的に川になるようで、水が谷に流れ落ちる場所が崩落したようです。林道の終点には「森林管理道 青草線 終点 延長L=1,080m 幅員W=3.0m」と書かれた杭が立っていました。この地点は地形図の林道終点よりも少し先で、谷が3つに分かれているところです。峠に向かうには素直に中央の谷の右側を歩けばよいのですが、他に付近では道が消えかかっていて迷いました。この道は仙道というか作業道のようなものですが、しっかりしたもので、斜面をジグザグに登って峠に着きました。峠から青草川の方へ降りるなら迷うことはないと思います。

ここは白口から上生野に抜ける道ですが、石仏はありません。ひょっとすると下の村に降ろされて祀られているのかも知れません。北側も南側も植林ですが、南側は枝打ちはされているものの細く背の高い木が多く、間伐が行われていないようです。ここからは植林の中を歩いて尾根を登り、東へ歩いて作畑四等三角点(682.00m)に行きました。さらに東に歩くと尾根は植林の並木道となり、極楽気分となります(写真)。この道は地形図で破線道が南に降りるところまで続き、その先の713mピークまでは倒木があったり草が茂っていたりはしますが、その先はほとんど植林の歩きやすい尾根です。そして黒尾三等三角点(805.57m)まで来ました。この東は新しい地形図では新田から林道が上がってきていますし、それが尾根を越して北まで繋がっていれば菅町川に降りられます。それではちょっと楽すぎるので(ここまで登り始めて2時間でした)、尾根を戻って青草川方面に降りることにしました。

美しい植林を戻って、713mピークの西で破線道が北に降りている所から降り始めました。この破線道は尾根を通っているので間違いが無さそうだと思ったのですが、じっさい道ははっきりしていました。標高600m付近まで降りて、さらに急な尾根を下る付近で左手下に林道が見えたので、そこに降りました。草の生えていない新しい林道で、ぐるっと尾根を巻いて谷に出ました。破線道の道はこの付近では確認できず、かなりの急斜面なので林道がないと降りるのは大変だっただろうと思います。谷に降りれば古い林道があり、青草橋まで戻りました。

高い木の多い植林ばかりで、天気が悪いと暗くてジメジメした感じかも知れませんが、暑い夏の日は強い日差しを防いでくれますし、尾根では涼しい風も吹いて快適でした。ところで青草山はどこでしょうか?

展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「但馬新井」「生野」です。

2013年8月6日火曜日

鳥羽から登る鳴尾山

多可町の杉原川東側の山並みは、南から篠ヶ峰、竜ヶ岳ときて、次は鳴尾山となります。鳴尾山と峠3つに行ってみました。西脇の鳴尾山とは違います。

道の駅に車をとめて、鳥羽(「とば」ではなく「とりま」)を抜けて林道の扉を開けて少し行くと、竜ヶ岳への標識があります。ここからひたすら林道を登ると、「造林以外の車は通行止め」のお断りのカーブ(地形図では林道終点)の右手に「竜ヶ岳登山口」の標識がありました。問題はこの標識が藪に囲まれた木に付いていることで、周囲を調べても道が見つかりません。もう少し下調べをしてくればよかったのですが([1][2])、とにかく尾根まで標高差100mを登ればいいので、右手の尾根を登りました。非常に急勾配の植林ですが足元はしっかりしており、木に掴まれば登れました。しかしもう少しまじめに道を探せばよかったと思います。

尾根に出て、少し下ると鳥羽坂です。文化7年(200年前!)の坂道供養塔のお地蔵様が迎えてくれます。200年間雨ざらしだったとは思えないお姿です。そして鳴尾山へはまず急な尾根を登り、699m付近まで来ると楽になりました。あとは軽快に尾根を歩いて鳴尾山山頂に出ました。三方三等三角点(753.17m)がありますが、植林の平らな尾根にあるので山頂という感じはしません。展望もありません。ここからは北に降りますが、三角点すぐ手前に黄色い杭の並んだ切り開きの斜面があったのでそこを降りました。このプラスチックの杭は葛野管理組合のものですが、この斜面は町界ではなく、少し降りてから間違いに気がついて斜面をトラバースをして正しい道に戻りました。これも急ですが、頭の赤い多可町の杭が多可町と氷上町の境界を示しています。このへんから現れる「境」の字の標石は巨大です。

植林や自然林の中をアップダウンしながら降りて行くと、金属プレートの三ツヶ谷四等三角点(586.65m)がありました。そして急坂を降りると舟坂峠です。ここにも祠に収められた石仏があります。赤ん坊を抱いていて曰く有りげなのですが、碑文がよく読めません。碩学の方に解読していただきたいと思います。山寄上方向には道がありました。ここからさらに北に坂を登りました。植林とアセビの尾根です。この付近は西側に尾根近くまで林道が作られ、木材の切り出しの真っ最中でした。全部を伐採するのではないようです。登りつめると、これも金属プレートの山寄上山四等三角点(667.05m)と共同アンテナの残骸がありました。

ここからは植林を抜けて450m+まで行って、北に降りました。ここはマーキングがあるので分かりました。その後も尾根は真っ直ぐ行かずに左に右にと曲がるのですが、マーキングや多可町の杭のお陰で迷わずに降りられました。そして最後は急斜面の植林を降りて播州峠に降り立ちました。現在は車両は入れません。峠には祠があるのですが肝心の石仏がありません。南に歩いて播州トンネルの出口まで来ると、石仏がありました。これがかつては峠にあったのでしょうか?あとは1時間近くかけて道の駅まで戻りました。

迷わず歩けば鳴尾山へは2時間弱で登れると思います。山頂巡りもいいのですが、峠を巡るのもいいですね。

展望 ★★☆
藪山度 ★★☆
地形図は「大名草」です。

2013年8月3日土曜日

銀山湖東の芦谷三角点

暑い夏は高い山に登って涼むのが一番です。しかし高い山に低いところから登るのは、標高差が大きくて大変です。そこで標高の高いところから登ろうと思って、標高の高いところを走っている道路を調べていたら、生野の銀山湖は標高400m付近にあることが分かりました。この付近の道路から登れば、700m級の山でも書写山並に登れるはずです。ということで、銀山湖の東側にある芦谷三角点に行ってみることにしました。

酷道として有名な国道429号線で銀山湖を抜けて市川の上流へと向かいました。魚ヶ滝は賑わっているので通りすぎて、その北に車をとめました。国道を北に歩くと、登りやすそうな尾根が目に入りました。急勾配ですが、土が意外としっかりしており、木に掴まりながら登っていきました。周囲は若い植林です。20分弱ほど真っ直ぐに登ると、ネットがありました。地籍調査のピンクテープが下がっています。ここからはネット沿いに尾根を登りました。このネットは途中から丈夫なものになり、プラスチックのネット2枚に金属ネットの3枚構成です。倒れている箇所は少なく、出入り口も見当たらないので、下手をすると出られなくなります。常に両側とも植林という訳ではなく、自然林もあります。地籍調査のテープは最初は北側(東側)に下がっているのですが、気が付くと南側に移っていました。確かにそこは北側にネットがひとつ倒れていて歩きにくく、南側を歩くのが正解です。そしてテープが再び東側に戻ると、720m+の主尾根に出ました。

主尾根でネットは西に曲がっていますから、ネットの東側を歩いて主尾根に出るのが正解だったようです。西に歩くとネットは北の谷に降りて行ってしまいます。芦谷三等三角点(732.24m)の周囲は伐採されていますが、展望はありません。この付近の杭には「白川」と書いてあります。ここから更に西に歩き、735m地点まで行きました。ここには共同アンテナの残骸がありました。最初はここから魚ヶ滝に降りるつもりだったのですが、歩き始めて2時間ほどで物足りなかったので、来た道を戻りました。30分で三角点に戻り、更に東へ尾根を歩きました。さっき通った720m+ピークを過ぎると730m+ピークがあります。この付近から周囲は美しい植林になりました(写真)。標高690m付近で尾根が東と北に分かれる所は、荷造り紐で囲ってありました。中央の枯れ木にも紐が巻いてありましたが、何でしょうか?この付近の植林は背が高く枝打ちされているため、見通しが利きます。北側の谷(榊谷)に向かって尾根がたくさん伸びており、どれも美しく植林されているのでそっちに行きたくなりますが、主尾根を歩き続けました。698mピークが近づくと美しい植林は終わりですが、尾根は歩き易いままです。再び植林になり、677mピークを過ぎて植林を降りていきますが、この付近は地形図で見るより複雑な地形で、尾根は細く谷は深く、楽しく歩けました。

最後は565mピークから西に降りました。真っ直ぐ北に行っても降りられると思いますが、尾根の方が安全です。この尾根は幅広くなだらかで、木の間隔も広いので気持ちの良い場所ですが、尾根を見失いそうになりました。正しく尾根を見つけて植林の中を降りると、最後はやや急勾配となって国道429号線に降りられました。この下山は大正解ですし、この尾根は登りにも使えそうです。目の前の廃墟は「土田商店黒川寮」だそうです。

ほぼ4時間でした。ほとんどは地籍調査のピンクテープと青い頭の国土調査の杭をたどって歩いていたような気がします。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「但馬新井」「大名草」です。

2013年7月28日日曜日

音水渓谷東側の尾根を歩く

音水渓谷と音水湖の間の山塊は行きにくい場所です。しかし国有林の管理用道があるので、そこまで音水林道を車で行こうと思っていました。ところが音水の集落を抜けるといきなり通行止めになっていました。明神滝まででも随分ある地点で、帰りには何人か観光客と遇いました。こうなると林道歩きしか手がありませんので、歩き始めました。ニッセイ宍粟の森の看板を過ぎて、管理歩道の階段の前には東屋があるのですが、そこには車が停まっていてキャンプをしていました。

管理歩道は音水渓谷の東の山の斜面にほぼ水平につけられています。周囲は自然林で、雰囲気は良いのですが尾根に上がる気配はありません。しかたなしに斜面を登ることにしました。最初はひどい急斜面で、土が柔らかくて木の根に掴まって必死に体を支えました。少し登って傾斜が楽になっても土は柔らかく、草の生えている場所を登るのが正解でした。こうして、やっと尾根に出ました。尾根は歩きやすいので、まず南にピークを登って山品三角点を見に行きました。山品三等三角点(945.78m)の周囲は伐採されています。南側は植林で展望はありません。ここから北に引き返して、尾根を縦走しました。歩きにくい場所はほとんどありません。ちょっと登ると新設の金属プレートの奥山四等三角点(901.16m)がありました。ここも周囲は伐採されています。この尾根の周辺の植林は手入れされているものが多く、さすがは宍粟の杉です。三角点手前の鞍部は広くて気持ちの良い場所でした。

下山は慎重に検討しました。音水川に降りてしまうと川を渡れない可能性があるので、音水川が分岐した先の南北の林道目がけて降りることにしました。地形図には描いてありませんが、ここにも川があり、それを渡らないと林道に出られませんが、それはしかたありません。この下山は、970m+ピークまで行き、真っ直ぐにしの尾根を降りることになります。最初はこの付近に多い笹薮ですが、道を発見しました。道がなかったら降りたくない薮の斜面です。西向きの斜面で正面に波佐利山が見えますし、足元には林道の分岐と橋が見えています。標高差は小さいのですが、薮は続きます。徐々に道は消え失せは藪漕ぎ状態になりました。しかも急斜面です。ササ以外にも灌木が生えていて、足元もよく見えませんが、イバラが混ざっていないのが幸いでした。最後は川の堰堤のすぐ下に出てきました。この川は幅が狭いので難なく渡れました。今にして考えると、あの道はけもの道だったかもしれません。

あとは「とちたに橋」を渡って音水林道を歩いて戻りました。この地点が波佐利山登山口まで3kmだそうです。戻る途中に釣りに来ている軽トラを見ました。通行止めでも入ってくる車はあるので林道歩きも気を遣います。

管理歩道をずっと歩いてニッセイ宍粟の森を見に行くのも楽しい山歩きかも知れません。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「音水湖」です。

2013年7月27日土曜日

明延から登る須留ケ峰

先週は大杉山に登りましたが、須留ケ峰まで往復しなかったので、今回は明延から須留ケ峰に登ってみました。登り口は旭山野外活動センターにしました。ここからまず林道田渕線を北に歩きました。ほぼ水平道で、途中に幾つか坑道の入り口があり、入口は完全には塞がれていないので、中が少し覗けました。田淵に流れ込む川を渡る付近に、田淵への道標がありましたが、道は崩れていてよくわかりませんでした。さらに、するが峰への道標もありましたが、ここから登ると谷沿いの道になるので、ヒル嫌いの私は川の北まで林道を歩きました。ヒルが嫌いでなければ登山道を登れば滝を見られるはずです。

橋の北も林道は続いています。一番長く延びた尾根の先から登ろうと思っていたのですが、崖のようになっていたので、少し手前の植林に登りました。ここには不思議な物がありました。急斜面に真っ直ぐに溝があり、両側を石積で補強してあります(写真)。上に行くほど細くなっています。材木を滑らせるためにしては手が混んでいます。水を流すためのものだったかも知れません。植林の作業道を探して登りましたが、非常に急なので木の根や伐採された木に掴まって登りました。上の方は自然林となり、狭い尾根に達しました。尾根の向こうは滝のようです。ここからは尾根伝いの登山ですが、細尾根が急斜面になる手前の所で、滝の方の植林から登ってくる道がありました。道があったというよりもロープが張ってあったというだけなのですが、ここが登山コースなのかも知れません。だとしたらすごい急斜面を登ってきています。この先の斜面もかなり急で、登山道らしい道も途中まではあるのですが、後は木の根を掴んだりしながら登りました。古いネットが張られています。斜面の途中で水の音がするのでよく見ると水の通っている管が地中に埋められていました。どこからどこに行く管なのか、検討もつきません。

急斜面を登って標高600m位からは少し楽になりましたが、藪っぽくなりました。673mピーク付近も藪です。周囲が林になるのは、標高750m位からだったと思います。ひどい急斜面はありませんが、登りが続きます。標高900mくらいの急斜面には伐採地があり、シダが一面に生えています。北の方角がよく見えました。ここを抜けると気持ちのよい自然林となり、それを抜けると須留ケ峰山頂に出ました。須留ケ峰二等三角点(1053.48m)と大屋山遊会の木のモニュメントがあります。山頂付近はアシビに覆われています。

ここからは南に尾根を縦走しました。気持ち良い林の尾根を期待しており、実際に最初はそうなのですが、標高1000m付近は南斜面にアシビなどが密生して尾根を覆っており、抜けられないため、大きく東側を巻きました。その後は歩きやすく気持ち良い林になります。この尾根からは明延が見えます。987mピーク付近からは岩が多くなり、尾根は狭くなります。1022mピークには金属プレートのスリガ峯四等三角点(1021.92m)がありました。

1022mピークからは北西の尾根で下山しました。最初は背の高い草やシダが多くて降りにくいのですが、そのうちに植林になると歩きやすくなりました。目指すは地形図にある林道なのですが、降りていった尾根は林道終点の谷の先にあります。そのため谷を渡って西側に移り、林道に出ました。この林道は曲がりくねっていてなかなか標高が下がりません。旭山野外活動センターまで1時間かかりましたが、歩きにくい個所は無く、周囲の植林の美しさは格別でした。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「大屋市場」です。

2013年7月20日土曜日

餅耕地から新設三角点巡り

養父市の餅耕地と朝来市佐中の境界の尾根には、古い地形図には載っていない新設の三角点が3つあります。それらを巡ってみました。登り口は餅耕地から南に伸びる林道で、先週(2013/07/14)に、町三角点からの下山に使った尾根です。少なくともそれを使うつもりで、破線道を歩き始めました。すぐに先週下山してきた林道への分岐がありました。どうも地形図と実際の道が違います。そのまま林道をまっすぐに登って行くと、もう一度東に折れる分岐がありました。これが地形図にある破線道の分岐だと思って直進したのですが、実はここを左に曲がらないと地形図のようには登れません。実際の林道は植林の谷を登っていきます。雰囲気は良いのですが、途中で予定の方向と外れていることに気が付きました。ここですぐに西側の尾根に登って414m地点から694mピークを目指すこともできたのですが、林道が歩きやすいのでそのまま谷を登りました。しかし谷の奥まで来ると道も怪しくなり、谷も荒れてきました。そのまま谷を登るのは大変そうなので、東側の植林の急斜面を登って尾根に上がりました。この尾根は、実は最初に予定してた破線道の通っている尾根でした。つまり、単に谷道で大回りしただけでした。

尾根に出てきた地点は、先週に植林に降りて行った地点よりも下でした。尾根には二重のネットはありますが、道はありません。ネット沿いに標高差200mを登って、ようやく主尾根にでました。町三等三角点(697.62m)は標石です。ここからは極楽の尾根歩きで、真夏ですが風もあって快適でした。西に歩いて最初のピークの694m地点には、朝来市の地籍図根三角点がありました。この付近もですが、意外と広々した所のある尾根です。この後は少し急斜面の登りがあり、やや暑さにバテながらピークに登ると、金属プレートの奥ヒナタ四等三角点(873.62m)がありました。この先は自然林と植林が交互に現れますが、歩きやすい尾根でした。しかし844mピークからいったん鞍部に降りると登りとなり、岩もあってやや急斜面となります。ネットがありますが、木に穴を開けて針金を通しているのには驚きました。少し登るとちょっと平坦になる、というのを3回繰り返すと、平らな頂上に出ました。ここには金属プレートの餅耕地四等三角点(936.82m)がありました(写真)。この先は北に尾根を降りますが、降りるのは2つ目の尾根です。気持ち良い植林地帯を抜けて歩いていると、登山案内板が立っており、「須留ケ峰1K約35分」と書いてありました。ここは2012/12/16に、餅耕地から「ベテランコース」で登ってきた地点です。この先は登山道が整備されており、周囲の林も気持ちよく、しかしそれでも休みながら北に歩き、大展望の広がる大杉山山頂(1048m)に到着しました。案内板ではここが須留ケ峰の山頂になっています。なお、案内板にある「小須留ケ峰948m」は歩いてきた尾根にあるはずですが、948mのピークは通っていません。餅耕地三角点のあるピークのことかも知れません。

大杉山からは2012/12/16と同じく北東に尾根を降りました。前回は雪が積もっていたので、今回は楽かと思いきや、意外と急斜面でした。特に前回は北側に尾根を辿って北から登ってくる林道に出たのですが、今回は南の谷を降りたために急斜面を下るはめになりました。やっとのことで地形図の林道に出ると、さらに東に歩きました。崩落が進み草ぼうぼうの林道に「5 速度制限 シートベルト着用」の札が立っていました。そして、地形図の805m地点の手前にある830m+ピーク南側の林道の脇に、草に埋もれた金属プレートのカンバ山四等三角点(822.12m)がありました。なぜ頂上ではなく林道の脇なのか不思議です。林道は805m地点の手前で終わっており、その先は美しい植林です。しばらく真っ直ぐ東に歩いてから、慎重に尾根を探して南西に下山を開始しました。この尾根は意外と急斜面が少なく、倒木や藪も無くて正解でした。462m地点は広々していますが、そこからはやや急な植林の尾根を下りました。最後は林道に出て、餅耕地に戻りました。

6時間の夏の山歩きでしたが、所々で風があって、暑さに負けずに歩けました。大杉山の北東で尾根を越している林道は、将来は広域基幹林道須留ケ峰線になるのだと思いますが、今は車で通るのは無理でしょう。

展望 ★☆☆ 大杉山山頂のみ
藪山度 ★☆☆
地形図は「大屋市場」です。

2013年7月18日木曜日

高野から登る一山

一宮町三方町の高野集落の北から、一山に長い尾根が伸びています。この尾根で一山に登れそうです。しかしどうやって尾根に乗るかが問題でした。尾根の端には400m+の小山があり、この西側には340m+の鞍部があります。ここを目指したのですが、道が見当たらず、結局高野の集落から登りました。橋で川の北側に出ると、目の前の斜面の上に新しいお堂がありました。ここから植林の作業道を辿って急斜面を登りました。作業道は歩き易かったのですが、尾根近くになると自然林になって作業道も消えてしまったので、木に掴まりながら登って尾根に出ました。

尾根には道があります。少し西に歩くと、南から道が尾根に登ってきていました。草の茂った古い道で、尾根で終わっていました。この先はほぼ平坦ですが、標高470m付近でまた南から道が登って来ました。これは新しげな道ですが、少し登って490m付近で終わっていました。ここからは少し登りとなりますが、植林も自然林も気持ちよく歩けます。徐々に標高は上がりますが、急斜面はありません。実にのどかな尾根歩きです。574mピーク、631mピークを過ぎ、次の640m+ピークの先では南の谷に道が見えました。下山の時に確認しましたが、これは429号線に「チコベ口」という標識の出ている付近です。尾根はこの先から急斜面となり、岩も増えてきます。標高750mを付近が最も急斜面だったと思いますが、急勾配の登りが標高差300m近く続き、やっと939mピークに出ました。ここは南側に展望があります。

939mピークから植林を西に歩くと、「高野峠登山口」の標識がありました。これがないと、いかにも下山の時に迷いそうな場所です。一山方面の標識とマーキングに従って歩いて行くと、地形図で等高線の間隔が開いている付近で、広い伐採地に出ました。東側の谷が伐採されており、林道は東の阿舎利川から来ているようでしたが、そのまま高野峠の北の林道にもつながっていそうな感じです。しかし林道のおかげで登山道が途切れて、どこから一山に登ったら良いのか分かりません。適当に登っても問題ありませんが、下山時に確認した所では、林道がT字に分かれる付近から登るのが登山道(町界)のようでした。一山までは標高差150m程で、周囲の雰囲気が良いので気持ちよく登れました。一山山頂は見晴らしが良く、風も冷たいくらいでした。水谷三等三角点(1064.43m)があります。

下山は登りと同じく伐採地まで南に降りて、「高野峠登山口」にしたがって南西に尾根を降りました。植林の中に馬見塚四等三角点(895.43m)がありました。その下では東側は伐採地となります。そして、高野峠に降り立ちました。ここから高野まで、国道429号線をほぼ1時間かけて歩いて戻りましたが、すれ違った車は5台でした。高野峠で驚いたことは、犬と国道ですれ違ったことでした。それもパーソン・ラッセル・テリアという珍しい洋犬と思われます(写真)。こちらには寄って来ず、吠えもせず、峠に上がって行きましたが、半径2kmに人家のない所に犬がいるというのは不思議です。

高野峠は長らく工事で通行止めになっていましたが、現時点では開通しています。土砂崩れを防ぐ工事が行われたようですが、道幅は広がっておらず、相変わらず酷道です。途中に冷たい岩清水が出ている場所がありますが、自動車が一台通るのがやっとの場所なので、水を汲むのは容易ではありません。国道になって20年、なんとかならないもんでしょうか。

展望 ★★☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「音水湖」です。