2013年2月11日月曜日

飾東町八重畑の春日神社の裏山


全く知られていない山ですが、姫路から東に国道372号線を走り、姫路セントラルパークの入口を過ぎると、左手の山裾に神社が見えてきます。これが春日神社です。その東側の山並みが地形図で見ると岩場が多く面白そうなので、登ってみました。神社の西側には墓地があり、携帯の通信塔との間から山に入りました。すぐに尾根に出られましたが、藪です。枝をかき分けて少し登ると岩盤が露出しており、振り返れば展望もあり、楽に登れました。しかしそれを過ぎるとシダ藪となり、踏み跡もなく、方向を見極めて登らなければなりません。腰くらいまでのシダをかき分けて10分ほど登ると道がありました。これは北側から上がってきており、歩いて行くと共同アンテナがありました。

共同アンテナからは、腰より高いシダを体で押して歩かねばなりません。170m+ピークに着いて、さらにシダを抜けて東側が見える所まで来ましたが、後は踏み跡がありません。写真は山頂付近のシダ藪で、まさにシダの海です。ここからは北の尾根に降りなければならないのですが、そちらは急斜面のシダ藪で危険そうなので、少し楽そうな東側を降りました。しかしこちらも急斜面のシダ藪でした。シダは背丈以上に伸びており、足が地面に着かない状態になりました。引き返すのは不可能に近いので、東寄りとは知りつつシダの上を歩いて降りました。身動きが取れなくなりそうで怖かったのですが、下にシダのない斜面が見えたので無理矢理そちらへと降りました。降りてきたのは東側の谷で、水のない小川があり、周囲はシダ藪です。試しに谷の奧へ行ってみましたが、どちらの方向も急斜面のシダ藪で終わっており、登るのは困難でした。結局谷を下りましたが、タクシーなどの廃車が積まれており、廃材置き場のようでした。出口は鍵が掛かっていましたが、近くにいたブラジル人らしい人に開けてもらいました。この敷地には高圧線の鉄塔もありますが、どこにも繋がっている様子は無く、謎です。

直線距離にして500mほどを1時間ちょっとで歩いただけですが、とても疲れました。登山向きの山ではありません。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★★
地形図は「笠原」です。

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