2013年12月7日土曜日

青垣町のカヤマチ山

先日(2013/11/30)に葛野川北側の山を歩いた時に、谷を挟んで北に見えていたのがカヤマチ山です。西から登ってみました。

国道427号線を北上して播州トンネルを抜け、道路沿いに車をとめて、北に坂を降りました。右手に橋が掛かっています。渡った所が尾根ですが、岩が聳えていてとても登れそうもありません。しかし少し東に歩くと作業道かも知れない登り口があり、ここから無理やり登りました。ひどく急斜面の植林ですが、木につかまって作業道を探しながら登ると、意外と簡単に尾根に出られました。あとは尾根歩きです。

700m+のピークを目指して登ります。障害物はありませんが、勾配はきつめです。振り返ると枝の間から三国岳が見えました。630m付近の平坦地には大きな木が何本かありました。700m+のピークからカヤマチ山までの間には美しい植林があります。左右の斜面は伐採されていました。1時間半ほどでカヤマチ山山頂に着きました。葛野峠二等三角点(748.29m)があります。「このやぐらは・・・展望台ではあり・・・」という看板がありましたが、やぐらは残っていません(写真)。

山頂からは南に尾根を降りました。急勾配ですが荒れてはいないので、気をつければ問題なく降りられます。峠に降りて地形図の破線道を探しましたが、影も形もありません。代わりに「MTB登山 大柿 '03.8.17 11:30」と書かれたプラスチック板が木に掛かっていました。10年以上たっても健在でした。カヤマチ山の三角点は葛野峠ですが、葛野川は一山越えた南の川ですし、この峠に東から来ている川は清住谷川です。この峠を葛野峠と呼ぶのは無理がありそうな気がします。この峠に道があればそれで帰ろうと思っていたのですが、無いのでしかたなく南の山に登りました。716mピークの手前は非常に急な植林です。ピーク(方須張山)に出れば、2013/11/30に歩いた尾根です。

2013/11/30と同様に親父畔上四等三角点(662.13m)を過ぎ、とても歩きやすい尾根を歩いて698mピークを過ぎ、郷附下四等三角点(489.60m)を通って、2013/08/06に播州峠へ降りた地点に着きました。前と同じように北に尾根を降りました。前回同様に迷いかけましたが、無事に播州峠の旧道に降り立ちました。今回は最後に南側の斜面を降りたので楽でした。KDDIの通信塔に出てきました。

3時間半ほどで一周してきました。下草も倒木も少なく、文句なしのコースでした。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「大名草」です。

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