2014年5月18日日曜日

野々隅原の北の867mピーク

地形図を見ると、一宮の黒尾山の西に野々隅原という地名があります。ここには牧場があるのですが、その北に867mのピークがあります。これに登って来ました。

伊沢川を遡って、上ノ上の集落から、林道木地屋線を登りました。良い道ですが、急勾配です。タニウツギの花が綺麗でした。途中で分岐があり、関電の赤い「火の用心」が立っています。ここから分岐に入って、道がターンする所から鉄塔に向かいました。ちょっと登ると山崎智頭線21鉄塔がありました。ここからが本格的な山登りですが、鉄塔のすぐ上は崩れやすい砂地の急斜面でした。そこからは普通の藪山で、特に歩きにくいわけではありません。周囲は植林が多く、ときどき尾根も全く下草も落ち葉も無い状態になります。ピークに向かって急登が続くかと思うとそうでもなく、平らになったり一旦下りになったりもします。気持ち良く登り続けると、標高850mの山頂付近に着きました。最近の地形図では、ここに野々隅原から破線道が登って来ていますが、特に道はありません。とは言えどこでも歩ける山頂でした。

地形図では867mの山頂から破線道が北に降りていますが、これも見当たりません。植林なので降りれば降りられそうでしたが、降りた先の谷に本当に道があるかどうかも怪しいので、まずは山頂から少し東へ歩きました。周囲はとても美しい植林となりますが(写真)、下山しようと北東に延びる尾根を下ると、結構な藪でした。藪を抜けて植林に出ても、この付近の植林は手入れがあまり良くありません。最後は伐採木の多い急斜面となりました。その下は破線道の谷ですが、案の定道はありません。結局少し谷に沿って斜面をトラバースしてから谷に降りました。ガレ岩の上を歩いて、林道に出ました。あとは林道を降りて岩上神社を経て、上ノ上に戻りました。

最後に歩いた林道は、内海山崎線となっていますが、内海への峠へ行く道は徒歩でも難しそうです。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「安積」です。

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