2014年10月19日日曜日

佐用の岡の空

岡の空という名前は[1]で知りました。岡という集落は智頭急行の石井駅の南にあるのですが、なるべく尾根を歩こうと思ったので、尾根の南端に行ってみました。地形図では尾根の西側には智頭急行が走っており、アクセスが悪そうです。しかし373号線からよく見ると山の上に墓地があるので、道があるはずだと思って行ってみました。案の定、人家の裏に鉄道の下を通るトンネル(大河内BV 24K477M)がありました。これを抜けると墓地に出て、そのまま213mのピークに出られました。北に歩き、いったん少し降りると、東側に大河内の人家が見えました。後で見ると東側からこの山に登る道は何本かあるようです。

ここから再び登りですが、少しくぼんだ道がありました。荒れ気味の雑木林ですが、問題なく登れました。徐々に傾斜がきつくなっていき、標高250m付近は急斜面ですが、道はまっすぐは登らず、西方向に折れていきました。これを辿って行くと、359mピークから南西に延びる尾根に出てました。岩の多い尾根ですが、斜面を登るよりはずっと楽に359mピークに着きました。ここからは歩きやすい尾根を北に歩きました。自然林で文句ありません。450m+の小ピークを過ぎた所は倒木地帯でしたが、西側に迂回すれば問題なく進めました。そして平らな山頂に出て、岡の空に着きました。下石井三等三角点(481.10m)があります(写真)。展望は全くありません。

山頂からさらに北に歩きましたが、荒れた尾根を少し降りると車が通れるくらいの道がありました。尾根はかなり荒れているので、しばらくはこの道を歩きました。倒木だらけで荒れている尾根の北側には、後山や日名倉山が見えていました。道が谷に降りて行っているのかと思って、450m+ピーク付近では尾根を歩きましたが、倒木が多くて歩きづらく、気が付くと道があったので、結局道に戻りました。しかし東に進むと道が倒木で埋まっており、また尾根に戻りました。この先は道に戻ることはなく、さらに尾根を東へ進みましたが、尾根が南に曲がる手前の所は倒木が多すぎて進退窮まりました。結局はたくさんの倒木を乗り越え、草の中を抜けて突破しましたが、素直に道を歩いて降りるのが正解だったと思います。

この先の南に向かう尾根も荒れており、楽な山歩きとは言えません。それでも430m+には大量の空き缶とビール瓶が転がっており、パーティーが開かれたようです。その人達がどこから来たのか想像つかないくらいにその南は倒木が多く、標高400m程度の尾根の先まで来て、比較的倒木の少ない方向に斜面を降りました。結局これはほぼ西向きだったので、降りた谷には先ほどの道に続く道があると期待していたのですが、まともな道はありません。結局しばらく谷から少し上をトラバースして歩きましたが、意外と大きな岩の多い斜面でした。最後は谷に道があったので降りました。この道は幅広くしっかり作られていますが、岩で埋まり気味です。最後は地形図の破線道と合流しました。この破線道は未舗装ですが、まともな道でした。
山頂から後の山歩きは、佐用の山らしく倒木が多く、非常に疲れました。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★★★
地形図は「佐用」です。

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