2014年11月22日土曜日

山南町の三組尾

山南町の三組尾は、以前(2013/01/26)に北の大海山から縦走して来たことがありますが、今回は小畑から登ってみました。富田からよく使われている道があるようですが、小畑の立派な墓石のある墓地の脇に害獣避けの扉があり、これを開けて山に入りました。急斜面の植林を登りました。特に障害物はありません。ちょっと登って229mピークに着くと、一息つけました。その先も登りやすい尾根でした。少し岩が増えてきて、楽しく登れました。おかげでこの山が行者山だということを忘れてしまい、楽しく大岩を登って402mピークに着いた時に初めて思い出しましたが、後の祭りでした。大岩の周辺をよく探せば、行者様などを拝めたはずなのです([1])。仕方なくそれは次回ということにして、更に尾根を辿り、三組尾に着きました。延命寺山三等三角点(539.68m)がありますが、延命寺山というのは北の山本にある延命寺の背後の山の名前でもあります(2013/05/01)。

三組尾からは、北西に以前に来た尾根を縦走しました。前回と違って尾根には派手なピンクテープのマーキングが多く、木に巻きつけたテープには地籍を明らかにするためか地名が書いてあります。630m+ピークでは北東側は山下、南側は字三組尾で西側は中区の3つに分かれていました(写真)。その先では北東は足立、中岡、など所有者名のような名前が多く、南西側は東山、高岸、鍛冶屋、など遠くの地名が多く見られました。これらの村の共有地だったのでしょうか。尾根そのものは以前と変わらず、490m+ピークからは北側の展望があり、そこからは少し岩登りがあります。単純な尾根ですが、ピンクテープが多くて、かえって迷いそうになりました。そして528mピークから北の尾根に下山しました。こちらの方向には「北和田ふるさと」と書いてありました。これも歩きやすい尾根が続きました。途中には共同アンテナの残骸がありました。最後は急斜面の植林を降りました。降りてきた道は多可町へ山越えする県道のはずですが、「台風12号による災害のため通行不能」と書いてありました。いつの12号でしょうか?小畑集落の入り口には、「右いわや山 左すぎ原」と書かれた道標がありましたから、ここを通って杉原川への交通も多かったのでしょう。

意外と長い道のりで、4時間近く掛かりました。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「丹波和田」です。

0 件のコメント: