2016年4月9日土曜日

大名草の岩屋山

丹波市には篠ヶ峰の南にも岩屋山がありますが、これはもっと北の、カヤマチ山の北にある岩屋山です。頂上に大きな紅白の通信塔があるため、あちこちから見えます。今回は西から登ってみました。

登り口は国道427を北上して播州トンネルを抜けた、大名草の手前です。谷に入る林道がありますが、そちらには行かずに川を南に渡って尾根先に取り付きました。急斜面の藪を登らねばなりませんが、意外と足元はしっかりしていました。30分ほど頑張って登ると463mピークに出て、あとはかなり楽になりました。とは言っても、まだまだ登りが続きます。切り開きもあって雰囲気は良好なので、休みながら登りました。659m地点に出て、680m+ピークから北東に向きを変えると、この付近からは植林が増えます。その後はいったん東に降りなければなりませんが、この付近は藪っぽくて迷いました。少し北側を歩けば植林を抜けて降りられたかも知れません。629m地点まで登り返し、さらにきつい登りがあって690m+ピークで主尾根に出ました。ここからは割りと楽な尾根歩きで岩屋山に近づくと道路に出ました。Docomoの保守道路のカーブミラーの裏に出てきます。道路は無視して尾根を登って、山頂に出ました。巨大な紅白の通信塔(NTTドコモ 高源寺)と、檜倉山三等三角点(718.27m)があります。展望はほとんどありません。保守道路の他、東の尾根には作業道も登ってきています。

下山はまず主尾根を西に戻り、690m+ピークから西に降りました。この先は桧倉から延びた谷が尾根に達していますが、この付近の北斜面は伐採されており、尾根上には倒木があって南側を巻いて降りました。鞍部からは桧倉から大箕山が見えました(写真)。そのまま592mピークに登り、あとは尾根を伝って560mピークまで歩きましたが、アップダウンが多くて意外と疲れました。560mピークからは北西に延びる一番長い尾根で下山しましたが、案の定最後のあたりは非常に急峻な藪になりました。しかし金網もなく、無事に道路に降りられました。

5時間近いコースで登りも多く、ちょっと疲れるコースでした。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「大名草」です。

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