2016年7月16日土曜日

篠山の八上城址

篠山市の八上(やかみ)城は、戦国時代には波多野氏が守っていたものを明智光秀が落城させたので有名です。歴史を学びに登ってみました。

登山口は八上の春日神社です。トイレがありますが駐車スペースはごく僅かです。神社を見てから登山です。本丸まで45分と書いてあります。今は植林されていますが主膳屋敷跡を抜けて、木の階段が作られている登山道を登りました。途中には説明板があります。無いとどこが城跡か分からないでしょう。途中であちこちに展望があります。最後は三の丸、二の丸と過ぎて山頂の本丸跡に着きました。波多野秀治の碑があります。昭和初期に波多野氏復権運動があったのでしょうか?本丸の周囲だけは石垣が残っていますが、他には目につくような石垣がなくて、城跡っぽい雰囲気があまり味わえません。しかし周囲には平坦地が多く、山全体が城跡なのでしょう。

山頂を過ぎて南に歩くと、蔵屋敷跡などがあります。その先は分岐で、「藤ノ木坂コース」と「野々垣コース」に分かれています。前者は北に八上へ戻るようなので、後者を選びました。するとすぐ下が大竪堀となっており、竪堀を降りて行くと「朝路池跡」という朝路姫が入水自殺したという小さな池があり(小さすぎるような?)、番所を過ぎると広い谷です。幅は広いのですが全体に沼化しており、山際を歩きました。谷も道も狭くなって、方向を確認すると野々垣の方向へ降りる深い谷を降りていました。ここは南の尾根を歩くつもりだったので、少し戻って作業道を探し、尾根に上がって南に歩きました。400m+ピークを西側に巻いていく作業道を歩いて、細い尾根に乗りました。

ここからは尾根歩きですが、全体に自然林が多く、尾根は切り開かれています。地形図どうり、あまり急峻な所はありません。たまに倒木があったりしますが、全体に歩くのに困ることはありません。ただし低木が茂っている藪っぽい場所を抜ける所は何ヶ所かありました。348m地点を過ぎて少しずつ登って行くと、木々の間から北側の展望がありました。少し急な斜面を登ると、八上村三等三角点(519.69m)に着きました。周囲は伐採してありますが、展望はむしろピークの前後のほうがありました。さらに尾根を西に歩き、467mピークから下山することにしました。

467mピーク付近の北斜面は伐採されています。そこで斜面を降りて伐採地の西の縁を歩いて降りました。伐採に使った道は途中でなくなってしまったので、適当に雑木林を降りて、谷沿いの道に出ました。あとは溜池沿いに殿を通って歩いて八上に戻りました。溜池の堰堤から西の方へ行く道は「林道滝谷線 延長1240米」ですが、崩落しており通行止だそうで、ちょっと歩いてみたくなりました。

城跡から南に延々と延びる尾根は、登山コースとしては平坦で単調なので面白みには欠けます。しかし付近は戦国時代の激戦地で、この尾根にはありませんが周囲には山城がたくさんあったようです。歴史の浪漫を感じられる山ではありました。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「篠山」「福住」です。

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