2016年8月11日木曜日

山南町青田から登る丹波の天狗山

丹波の天狗山には、2015/10/12に谷川の方から城跡経由で登りましたが、今度はもっと東の青田から登ってみました。青田の付近では県道77号線が山沿いを走っているので、そこから植林に入りました。ちょっと登るとしっかりした金網があって入れません。幸い少し東に回ると谷あいに扉があったので、そこから山に入りました。谷を少し登ってから、東側の尾根先に取り付いて、一気に登りました。息切れするような急斜面ですが、長くは続きません。標高400mを越えて平らになると、共同アンテナの残骸がありました。その先に学所四等三角点(424.73m)があり、ちょっと下って播磨中央線103鉄塔がありました。この付近からは谷川駅方面が望めますが、巨大な鉄塔の下は藪化しており、、抜けるのにちょっと苦労しました。北に降りると次の鉄塔への巡視路は東側の斜面につけられていますが、真っ直ぐ尾根を登る道もあって、そちらを歩きました(巡視路から104鉄塔経由でも天狗山に行けるはずです)。493mピークまで来ると、前回歩いた主尾根となります。前回同様に落ち葉で滑りやすい岩場を登って、奥山三等三角点(557.69m)のある天狗山に着きました。特に天狗山と書いてあるわけではないのですが、おそらく間違いないでしょう。

前回はここから南にけやき峠へ歩きましたが、今回は東に歩きました。最初は急勾配を降りますが、送電線の巡視路なので歩きやすく、標高510m+付近には天狗山への標識と天狗岩がありました(写真)。天狗岩はおむすびか桃太郎の桃のような形でした。さらに巡視路を東に歩くと、105鉄塔への分岐があり、その先の460m+ピークを巡視路は南に巻いていきます。そのままピークを過ぎると、播磨中央線106鉄塔がありました。ここから460m+ピークへ引き返し、北に急斜面を降りました。最初は急ですが、すぐに植林の尾根歩きとなり、東側斜面には林道が見えました。そのまま尾根を歩くと、斜面ではやや藪っぽい所がありましたが、ほぼ切り開きがありました。黄色いマーキングがどうやら道を示しているようでした。初原四等三角点(451.34m)の周囲は植林でした。さらに尾根を北にも歩けましたが、出発点に早く戻ることを考えて(暑いので県道をなるべく歩きたくありません)、西側の植林を降りました。最初はちょっと迷いましたが、少し降りるとはっきりとした道が現れて、最後は植林の伐採用と思われる道が縦横に走っていました。林道に出れば扉があるので、無事に山から出られました。

下山中の山には黄色いネットが何ヶ所かありましたが、歩くには差し支えはありません。しかし、ネットに引っかかって死んだ鹿と、たぬきくらいの動物の白骨死体を見ました。気分の良い山歩き中にはあまり見たくないものです。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「谷川」です。

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