2017年2月18日土曜日

篠山市大山の高畑山

冬は雪を避けて南の山を歩くことが多いのですが、藪ばかりで疲れます。少し暖かくなったので、気持ちのよい山を歩きたいと思って、2016/8/14に歩いた波賀尾岳から西に伸びる尾根の、さらに西の方を歩こうと思いました。そこで、大山上からに西に歩いて行くと、北側の植林の急斜面に上がっていく道があったので、登ってみることにしました。この道は小さな墓地ですぐに終わってしまうのですが、そこから急斜面の植林を登りました。作業道の名残を探して登っていると、上の方に伐採された木が積み上げてありました。どうみても林道です。伐採された木や枝を避けて登ると、ほぼ水平に走る林道に出ました。やや古めのものです。歩いてみても登って行く気配はないので、無理やりまた植林に入って、急勾配の荒れた植林を登り続けました。360m+の尾根に出ると一息つけました。この北は急斜面を降りますが、降りた所に金網の扉がありました。ここからが本格的に山ということになります。この先は急勾配はありますが、真っ直ぐに尾根を登って、高畑山([1])に着きました。ここには2016/01/16に来ています。高畑三等三角点(461.41m)があります(写真)。

高畑山からはちょっと尾根を西に歩くと、篠山市と丹波市の市境の尾根に出ます。今回はこれを南に歩きました。周囲はずっと植林なので、歩くには障害はありません。401mピークからは間違えずに南に降りると、地形図には東に降りる破線道が描かれていますが、これは見つかりません。しかしそのすぐ先には切通しがあり、両側に道がありました。これが地形図の破線道に繋がっている可能性は大です。その南で尾根を東に曲がり、市境を離れてそのまま東に植林を歩きました。この付近の植林は気持ちの良い場所でした。そして、2016/08/14にも来た井谷四等三角点(347.18m)に着きました。「井谷坪」という札が掛かっています。南にちょっと降りると鹿の白骨がありました。さらに東に歩くと、ちょっと倒木の多い場所を抜けて、川代公園への道標のある鞍部に出ました。これは地形図にある実線道です。歩いてきた方向は「秋葉神社跡」となっていますが、歩いたルートには神社跡は無かったと思います。ここから北に道を降りて、大山上に下山できました。この道には「秋葉坂」という名前が付いているようです。

雪は全く残っていなかったので助かりました。2時間半で一周できました。この付近の尾根は最近地籍調査か何かが行われ、赤い頭のプラスチックの杭がたくさんありました。北の尾根は2015年、南の尾根には先週の日付が書かれていました。なお、起点と終点の谷をさらに西へ入ると、高畑山と銅山跡への道標があって、これを登るのも面白そうでした。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「柏原」「宮田」です。

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