2017年7月2日日曜日

智頭町の錨谷三角点

以前に沖の山に登りましたが、その西側の山に登ってみました。志戸坂トンネルを鳥取側に抜けて、旧道を旧トンネルに向かってちょっと入った付近から登り始めました。この道に入るところが尾根先で金属製の階段があるので、そこから登るのが普通でしょうが、車を止めに奥に入りました。ネットなどはなく、草の生えた作業道があったので歩いて登って行きましたが、すぐに谷で終わってしまいました。西の尾根に消えかけた作業道があったので、そちらから急斜面を登りました。植林の中をしばらく登ると少し楽になって、頑張って696mピークに着くと後は楽な尾根歩きでした。すぐに東側に林道が見えて来ました。この林道は山の斜面をつづらに登り、場所によっては尾根上を登っていきます。地形図でシュモクザメの頭のような形に見える尾根端の南側から登ると、林道が900m付近で尾根を横切っていました。この林道には後で戻って来ますが、この時は更に登り続けました。900m+まで登ると快適な尾根でした。ちょっと歩くと錨谷三等三角点(922.04m)に着きました。気持ち良い林の中です(写真)。さらにもう少し東へ歩いてみました。細尾根の付近まで来るとやや荒れた感じですが、914mピークまで楽に歩けました。この先も植林が続いていましたが、ここから引き返しました。

三角点を過ぎて、シュモクザメの頭の北側の尾根を降りると、西側下に林道が見えました。降りやすそうな所で林道に降りて、下山の南西に延びる尾根を探しました。これを降りていったのですが、この尾根には林道があり、尾根を左右にジグザグに横切るように作られています。尾根を真っ直ぐに降りるのが近道なのですが、林道を横切るたびに林道に飛び降りなければならないので困りました。しかし、最後に林道を横切ってからは美しい植林になりました。両側が植林なので尾根は回廊のようです。668mピークで南に曲がってからも植林が続きました。そして635m地点からは適当に降りやすそうな斜面を降りました。最後はかなり急斜面の植林になったのですが、下に林道が見えたのでそのまま降りました。この林道はほぼ水平で、南の尾根の上で終わっていたので、ここから椎茸作りの林に降りて、そのまま急斜面を温江神社に降りました。

この日は天候が不安定で昼頃から付近で雨雲が発生しており、急いで下山しました。下山中は小雨でしたが、車に戻ると前も見えないゲリラ豪雨となりました。この季節の登山は注意が必要です。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「坂根」です。

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